時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

恐怖のゴールデンウィーク

2020年04月18日 | 日々の、あれこれ

恐怖のGW

 

思えば・・2020年の3月の20・21・22日の3連休で、人々のコロナに対する警戒心が緩んで、各地にどっと繰り出してしまったツケは、あまりに大きかったと思う。

その2週間後あたりから、コロナ感染者の数は一気に増えてしまった。

 

当時一部マスコミでは「若者のコロナ離れ」などという言い方もされていた。

私はその言葉の意味がよくわからなかった。というか、言葉の意味と言うより、その状況が理解できなかった。

そりゃ・・例えばSNSなどでは、利用者が飽きてきたり、疲れてきたりで、そのSNSを退会したり放置したり、離れてしまえば、しがらみからは解放されるのだろう。「SNS離れ」で。

だが、コロナ相手にそんなことできるのかい?という気持ちが私にはあった。

コロナはSNSなどとは違うのだ。

こちらが離れようが離れまいが、菌にとっては何の関係もない。

こちらの都合や気分でどうにかなるものではない。

菌のほうで「人間離れ」でもしない限り。

 

SNSを離れるのと同じように、こちらの気持ちが離れてしまえば、コロナと無関係になれる・・・というわけではない。

むしろ、コロナ離れした人間につけこむかのように、感染が拡大し、菌の拡散範囲は広がってしまった。

いわば、コロナ離れした人たちの負けであった。一方的な負け。自滅。

まるでコロナの高笑いが聞こえるようでもあった。

 

「SNS離れ」するようにコロナへの警戒心を離れてしまえば、それでコロナとは無関係でいられるとでも思ってしまったのが、墓穴を掘ることになってしまった。

「SNS」から離れるのとは、わけが違うのだ。

 

3月の3連休の「気の緩み」は若者の「コロナ離れ」だけが原因ではないだろう。

全ての世代のストレスがたまっていた反動だったのもあると思う。

だが、こらえきれずに大量外出があったので、その後のしめつけがより強くなり、しかも長引くことになってしまった。

 

でも、なんで・・あの時点で、人々の気が緩んでしまったのだろう。

色んな場所に人がどっと繰り出している様子がニュースで報道されるのを見て、私は「いや~な予感」がした。

その予感は、現実のものになってしまった。

あの3連休の2週間後あたりから。

 

そして、そこから一気に感染者数のグラフがはねあがっていった。

 

で、悪い意味でのターニングポイントになった3月のあの悪夢の3連休を思いだすと、それ以上に怖いのが5月のGW。

GWとなると、3月の3連休以上の連休。

ここでもし3月のあの3連休のようになってしまったら・・と思うと、恐ろしい。

5月のGWで、こらえきれなくなった人が各地にドッと外出したら、その2週間後は更に恐ろしいことになる。

あの3連休の2週間後の感染者の数が比較にならないぐらいに、グラフが上がることになるのでは・・。

 

まあ、その危惧があったから、緊急事態宣言の時期がGWまたぎになったのだろう。

 

 

ともかく、2020年3月20・21・22日の3連休のようになってはならないと思う。

 

 

そして・・今から警戒してないといけないのは、緊急事態宣言が予定通りに解除されたら、その後。

GW空けにコロナが収束してるとは、とても私は思えない。

収束していないのに、宣言が解除されて、気がゆるんで反動で人がドッと外出をして、そのツケがまた来ること。

これも怖い。

それではいつまでたっても、収束はしない・・・。

 

 

 

 

 


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2 コメント

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Unknown (鮎川愛)
2020-04-19 07:46:08
私も、3月の時点でコロナウィルスを油断して、或いは軽視して、三連休に浮かれて、たくさんの人たちが外出したことは愚の頂点と大変怒りを覚えています。

そして人間たちによる「コロナ離れ」など、当のウィルスにとっては全く無関係ですよね。


コロナに人格などあり得ないのに、あまりに馬鹿馬鹿しくて…。


ゴールデンウィーク、どうなるでしょうね。


政治家たちによる訴えは、はっきり言って説得力がありません。


そこでコロナ感染した元患者たち(無事に退院し、日常生活に戻ることが出来た人たち)が結集して、マスコミを利用して、「人がたくさん集まる場所に外出しないでください」と緊迫感ある警告を出してもらう他、真実味は無いかもしれません。
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Unknown (だんぞう)
2020-04-19 10:22:24
あの悪夢の三連休の時に各地に外出した人たちの多さを報道するニュースを見てた時、恐怖・呆れ・不安など色々な思いを私は持ちました。

ツケはあまりに大きすぎました。

コロナ離れ、、、相次ぐコロナ報道にあきあきしてしまってたのでしょうが、自分がコロナの話題から離れてしまえば、コロナと無関係でいられるとでも思ったのかなあ。


五月のGWは、あの悪夢の3月の三連休の二の舞にならないことを願うばかりです。

何度も書きますが、私は強制力が必要だと思います。
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