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気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

「昭和のカンバン」 の歌詞、復刻しました。

2018年11月07日 | ブログ版「時代屋小歌」

かつて存在した私のHP「時代屋小歌」の中の、音楽面での記事を復刻している別ブログ「時代屋小歌(音楽編)」のほうで、このほど新たに1曲、自作曲の歌詞を復刻しました。

 曲のタイトルは「昭和のカンバン」といいます。

 

こちら ↓

http://blog.livedoor.jp/syunka16-mymusic/archives/5091717.html 

 

この曲は、メロディ自体はかなり古くから私の中にありました。

でも、どんな歌詞をつけるか、その方向性が中々決まらず、長らくメロディは放置されていました。

そんなある日、ある旅先で、古い民家が点在する風景があり、古い民家の壁に昭和時代の宣伝看板が野ざらしで放置されているのを見ました。

「水原ひろし」さん、「由美かおる」さん、「大村昆」さん、「デーブ・ジョンソン」さん、他。

蚊取り線香には、「ヨクキク」などと書かれていたりも。

 

「あ、まだ残ってるんだなあ」

「よくこんな古い看板が残ってるもんだ」

などと思いながらも、「うん、昔こんな看板、あちこちにあったよなあ」などとも思うと、妙に懐かしくて。

 

おそらく、処分されないまま放置され、そのまま残っていただけなのでしょう。

旅先で、そんな古い看板を見てたら、その光景を歌にしたくなりました。

で、長らく放置されてた私のこのメロディに、この歌詞が乗っかりました。

 

看板同様にメロディも放置されていたのですが、歌詞の方向性が決まると、すんなり曲になりました。

この曲は、だいぶ前の弾き語りライブで1回だけ歌ったことがあるだけです。

 

また、練習スタジオで相方が遅刻して中々スタジオに現れなかった時に、私はスタジオ内で待ち時間で一人、レコーダーにこの曲を弾き語りで録音しました。

その音源を、昔私が持ってたHPでは公開していたこともありました。

 

メロディは、典型的な「だんぞう節」というか、私のメロディ作りの癖がよく出てる感じです。

ただ、この曲はその後の私の曲「母校が消えた日 ~昭和の子守り歌~」に繋がった1要素・・・そんな気もしています。

 

昭和はおろか、平成の時代も過ぎ去り、これらの看板はいつまで残っていくのでしょうね。

あまりにも古くなりすぎると、かえって価値が上がる場合があるので、こうなったらこれらの看板には「価値で見返せる時代」が来るまで、残っていってほしい気もしています。

 

それにしても、当時の「昭和の看板」に出ていた由美かおるさんは未だに現役。 凄いです。


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2 コメント

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Unknown (鮎川愛)
2018-11-08 21:20:52



だんぞうさんの「旅の歌」の中でも、これは珍しいですね。


廃れた看板を歌った楽曲は、プロフェッショナルでも見ないでしょう。


私も大好きですよ。

特に浜辺の小屋におんぶされているような、潮風で錆びた古い看板…。


もう誰も、その看板を見ても全く気に止めないでしょう。

しかし、だんぞうさんは、極めて鋭い感受性で、その看板に心打たれたのですね。

この楽曲、音源は残しておくべきですよ!
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Unknown (だんぞう)
2018-11-08 22:13:53
これは、旅行者の感情、、、例えば寂しいとか悲しいなどの言葉は直接には歌詞に盛り込まず、風景描写から、聴き手の想像力で、旅行者の思いを感じ取ってもらえれば、、、そんな感じで作った歌でした。

看板にも色々ありますが、年月を経た昭和看板は独特の哀愁を感じます。

昭和看板には、カルトなファンもいるみたいで、ネットではそんなファンの記事をいくつか見つけられます。
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