時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

自転車問題は放置できない。

2007年04月01日 | 日々の、あれこれ
最近、往来を走る自転車に関する問題点を、あちこちで耳にする。

本来「軽車両」である自転車は、車道を走るべき存在であるが、歩道を走ることを認めた法が最近できたらしい。
しかし、法で指定されずとも、以前から自転車は歩道を走っており、それゆえの問題も浮き彫りにされていた。
歩道を猛スピードで走ってて歩行者にぶつかり、その結果歩行者に大けがをさせてしまう。

かといって、車道を自転車が走る危険性は私も分かる。
車を運転してると特に実感する。

考えてみれば、自転車ってのは中途半端な存在ではある。
車道を走るのは危険だし(実際、トラックの真横を走ってる自転車をたまに見かけるが、あれは自殺行為じゃないかと思う)、かといって歩道を走るのも危険。
一体、どっちを走ればいいのか。


答えは簡単。自転車道を走ればいいのだ・・・と言ってしまうのは簡単。
だが、現実には、そうもいかない。

日本は国土が狭い。狭い中を狭い道路が走ってる場合も多く、新たに自転車道をつくるようなスペースが無い場合が多い。
都会になればなるほどそうだ。

広い道では、新たに自転車道を確保することも可能だろう。
だが、狭い道ではそんなスペース的な余裕はない。

車道を走るにしろ、歩道を走るにしろ、本当は車のような免許システムにすればいいのだろう。
だが、そうすると子供はどうなるのだ?という問題もでてくる。
個人的には、子供こそ免許が必要なのではないかという気もするが・・。
免許制になると、今程気軽には乗れなくなる。
自転車の魅力は、「気軽さ」だと思うのだが、その気軽さが消えると、やっかいだろう。

でも・・・やはり、学科くらいの試験はあったほうがいいのでないか。
子供は、どういう乗り方をすれば危険なのか、どういう乗り方をするとどういう危険性が増すのか分かってない場合が多い。だからこそ、学科試験を受けたほうがいいのではないか。
もしくは、学校などでレクチャーする時間を導入できないものか。

また、歩道で飛ばす若者、前後に子供を乗せて3人乗りでフラフラしながら進む主婦の自転車、などは年齢的に常識で危険性は本当は分かっているはずなので、それ対策には減点制度を導入。
ある程度減点が溜まると、一定期間乗れなくなるようにする。
そういうのがないと、無制限になり、乗ってる人も危険なら、歩行者も危険。


本当はこんなシステムをあれこれ考えるよりも、各自がマナーをわきまえていれば、問題はかなり減るはずなのだが。
一番現実的なのは、マナーを浸透させること。
で、浸透したマナーをある程度義務化させるものがないと、マナーは「ただのきれいごと」で終わってしまう。罰則がないと、自己本位なマナー無視の人には通じないかもしれない。
そうなると・・・やはり減点システム導入しかないのかなあ・・・。


誰もがマナーを守っていれば、こんなことせずにすむのに。


ちなみに私は自転車は好きである。
実際に持っている。だが、私の家のそばは急な坂が多く、あまり使っていない。
でも、自転車の楽しさや便利さはよく分かっているつもりだ。
旅にでると、旅先でレンタル自転車を利用することは多いし。


自転車乗りは各自がマナーを守っていかないと、自らの首を絞める結果になっていくと思う。
自転車そのものに対する規制が法令化していくことになる。
そうなると、自由なはずの自転車が、ひどく不自由な存在になってしまいそうだ。


駅前などに自転車が放置されてることがあるが、自転車に関する問題は放置できない。
じゃないと・・・。








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