クルーズ船の旅は、今後？

クルーズ船の旅に思う

 

クルーズ船に乗って世界各地を旅行する・・・というのは、以前の私には一種のステータスのように見えていた。

豪華な旅・・というイメージ。

 

だが・・コロナの一件以来、個人的にはクルーズ船の旅のイメージが地に落ちてしまったように感じている。

 

元々私はクルーズ船の旅は豪華には見えてはいたものの、自分で利用したいと思ったことはなかった。

それなら、むしろ飛行機で現地まで最速で飛び、現地での滞在期間をたっぷりとりたい・・私はそういう考えであった。

あくまで、場所を絞った上で。

たとえばイギリス（特にリバプール）、アラスカ、ギアナ高地などなど。

 

まあ、クルーズ船でのんびり行くというのも悪くはないとは思うが、自分には向かないかなと思っていた。

 

そんな私にとって、コロナでのクルーズ船での一件は、けっこうネガティブな面で決定的なものになってしまった。

船内での集団感染、港での寄港拒否、などなど・・・。

 

コロナ問題でクルーズ船の旅の人気はどうなったんだろう。

今後どうなっていくんだろう。

 

豪華には見えていても、こんなリスクがあったとは・・。

 

もちろん、電車だって飛行機だってバスだって、同じような問題は起こりえる。

だが、クルーズ船の場合は、船の中に滞在する時間・・というか期間が長いからね。まあ、そこはクルーズ船の旅の売りでもあるのかもしれないが。

 

それと・・・コロナ感染でつくづく思ったのだが、クルーズ船の旅は、収容人員が、、、多すぎる。

何千人も収容できるから。

コロナのような感染力の強いウィルスがはびこってしまった時、一気に何百人、へたしたら何千人もの感染者が出るリスクもある。

コロナの件では、クルーズ船の人たちが一気に何百人・へたしたら何千人も感染してしまった場合、どこかの港に寄港したとしても、そんな多数の人を一気に収容できる余裕はないと思う。

その国の病院ががらあきで、医療関係者に余裕でもあれば別だが、コロナではどの国もそんな余裕はないはずだ。

そんな時に、一気に何百人・何千人もひきとってくれと言われても・・。

どこの国も、今は自分の国の国民の医療だけでもでいっぱい・・というか、むしろ手が足りていない。

なまじクルーズ船を寄港させたがためにそんなことになってしまうのなら、そりゃどこの国だってクルーズ船の寄港を拒絶するのは仕方ないと思う。

 

もしもコロナの件で色んなことを学習したのなら、クルーズ船の収容人員が今のままだと、正直私はちょっと不安。

今後もクルーズ船でのツアーという仕事を継続していくなら、そのへんのことを少し考えた方がいいのではないか。

じゃないと、いざという時のリスクが高すぎる。

 

やはり・・・豪華クルーズ船の旅は、収容人員が多すぎる。

 

 

私は船旅は嫌いじゃない。いつもと違う非日常な空間を楽しめるしね。

でも、たとえ豪華クルーズ船に参加できるお金が仮にあったとしても、少なくても収容人員が多くて、ツアー日程の長いクルーズ船のツアーには、参加したくない。

なにか事件や事故があった時のリスクが高すぎる。

 

これまでは関心そのものがあまりなかったが、今後は私はむしろ意識して避けていきそうだ。

 

 

なお、写真はこの記事とは関係ありません。