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いつぞや山手線をはじめとするJRの電車が電気関係のトラブルで止まってしまったことがあった。
あの騒ぎをテレビで見て、妙な妄想が頭に浮かんだ。
もし今、電気というものが使えなくなってしまったら、どうなるのだろうと。
電気が使えなくなったら・・充電してあるぶんも使えなくなったら・・・
そういや、以前そういう設定の映画もあったような。
まず、電車が動かない。
家や町の灯りがつかない。町も家も夜は闇に包まれる。
エアコンが動かない。
テレビが見れない。
パソコンが見れない。
携帯も使えない。
電気自動車も動かない。
その他、多数の不便に包まれる。一気に。
思えば、電気のなかった江戸時代には、そういう状態が「当たり前」だったわけで、いわば現代がその時代のような状況に戻ってしまったら・・・すぐには想像できないぐらい大混乱に陥るであろう。
電車が動かないのでは、時間的制約がある場合は短距離でしか対応できない。
家の中も、町の中も真っ暗闇。
どんなに暑かろうと、どんなに寒かろうと、エアコンが動かないのではどうしようもない。
熱中症になろうと、寒さで風邪をひこうと、どうしようもない。
でも・・江戸以前の時代ではそれで世の中をまわしていたのだ。
なので、やろうと思えばできるはずなのだが、電気があるのが当たり前になっている現代では、江戸時代以前の人たちよりも、電気のない時代での世の中のまわし方は劣るであろう。
というか、電気がなかったからこそ存在した仕事などもあったはずだが、、電気のある現代ではそういう仕事をする人はいなかったりするであろう。
そうなると、同じ電気がない状態では、電気がなかった時代より現代のほうがより不便にもなるはず。
そうなると、電気が一切使えない状況を体験してみるには、電気のない生活の体験をするイベントか、あるいは無人島にでも行くしかないかもしれない。
まあ、人っけがまったくない山奥でもいいけど。
そうなると問われるのは、サバイバル術。
もし電気が一切使えない状況でも対応するには、サバイバル術を身につけておかねばならないのでは。
電気が一切使えない状況で役に立つのは・・サバイバル技術と知識。
災害時には、そういうのは非常に大切になってくるのだろう。
使えない生活って、ボクが幼稚園時代は、そうでした(笑)
オヤジが、まだ若かった頃なので安アパートの中で
天井に60Wのハダカ電球と真空管ラジオしか
部屋には、電化製品はなかったです。
冷蔵庫がなくても、オフクロはキチンと食事を作ってくれたし
洗濯機がなくても、タライと洗濯板で洗濯を、
掃除機がなくても、ホウキで掃除をしていました。
現代は、電気に依存した生活なので
大規模な震災で電気関連のインフラが破壊された場合の
生活への影響が危惧されます。
アメリカやカナダのアーミッシュの方々は、
現代でも、移民生活当時の電気のない生活をしています。
照明は灯油ランプ、煮炊きは蒔きや石炭、
重錘式の大きな柱時計や、ゼンマイで動く蓄音機や大型のオルゴール、
機械式の自動ピアノやタイプライター、移動する時は、馬車や蒸気機関車に乗る
生活も悪くない気がします。
私も子供の頃は部屋にはテレビもクーラーもなかったです。ラジオを入手したのは中学の頃でしたし。
なので、部屋の中では漫画を読むか、オリジナル漫画を描くくらいしか、遊びはなかったです。
だから、漫画家になりたいと思ったのだと思います。
今は携帯でゲームできますし、ネットも見れますから、今の子供は部屋の中での遊びの選択肢は多いのでしょうね。
電化製品全般に関しても、家には数は少なかったです。トイレもボットンでしたし。
あったのは、冷蔵庫とテレビ1台、扇風機、手動式洗濯機、あたりかなあ。
掃除機は微妙かな。
ともかく冷蔵庫とテレビ1台の存在感は大きかったです。
昨今、オール電化なる家が話題になったことがありましたが、オール電化というのは私はリスキーだと思ってます。
手動のものも残しておかないと、いざという時に困ると思うのです。
地震や停電などがあると、オール電化の家は相当困ると思うのですが。
ふと思ったのですが、電気というものが一切ない世界を体感できるイベント館みたいなものがあると、面白いかもしれませんね。
今は電気があるのが当たり前の世の中になってますから。
先日も話題にしたタイムスリップ。
江戸時代は人々の行動範囲も狭かったでしょうね。
村から一歩も出ずに一生を終えた人もいた事でしょう。
共通語なんてものはなく、地方の方言も独特だった事でしょう。
時代劇に出てくる盗賊。夜中に盗みをずる。それを捕える人たち。プロの技だった事でしょう。
そのドラマについて、このブログでネタにしたこともあります。
中々面白かったし、考えさせられる内容でした。
江戸時代は、各地方が藩の名のもとに、それぞれが別々の国みたいなもの。
なので、旅することは中々大変だったと思います。
関所はありますし、手形も必要ですし。
でもだからこそ、旅に出られる人は、人生の一大イベントだったことでしょうね。
言葉に関しては、特に薩摩藩などの言葉は、他国の人にはわかりにくかったらしいですね。
ただ、それも薩摩藩の戦略のひとつでもあったということですが・・。