コロナで疲弊した、様々な業界。旅行業界もその中のひとつ。
政府が打ち出した「旅行割」は、コロナ禍での経済対策のひとつ。
なんと、旅行をすると宿泊代など4割引きになるという。更にクーポンを使って買物もできるらしい。
以前Go To トラベルが実施された時は、コロナが猛威をふるっていた時期で、あまり世論の評価は芳しいものではなかった。私もその時は利用する気になれなかった。
だが2022年の今回はせっかくだから利用しようと思った。
利用しない手はない・・とも今回は思えた。
私が宿に予約の電話をしたのは、旅行割が実施される数日前。
旅行割が始まると予約が取り辛くなるような気もしたし、とりあえず仮予約を入れて、旅行割が始まったら改めて決定の電話するという約束で。
案の定、旅行割がいざ始まったら、いきなり電話が繋がらなくなった。
必死こいて翌々日までマメに電話したら、やっと繋がり、旅行割が使えることを確認したうえで、決定・確約になった。
良かった、仮予約を旅行割前に入れておいて。
さて、当初は、行先をどこにするか。けっこう迷った。
本当は飛行機などを使って遠方に行きたい気もした。ここんとこ、近場で済ましていたからね。
だが、コロナはまだ収まったわけではないので、なんとなく遠方に行くのは気が引けた。
そこで今回も近場にしようと思った。
そういえば、何年か前に茨城の湯ノ澤鉱泉に旅行した時、水郡線に乗ったのだが、もう少し足を伸ばせば、袋田の滝にまで行けたのに・・・なんて思ったことを思い出した。それ以来「いつか行こう」と思っていた。
何て言うか、宿題が残ってたような気分…そんな感じ。
なので今回は、それを実現させてしまおうと思い、行先を袋田の滝に決め、宿は奥久慈大子温泉の宿に泊まることにした。
宿の名前はホテル奥久慈館。
先日茨城県に地震があったばかりだが、私が行ったのは、その地震の前。
もし、あとすこし日程が遅れてたら、現地で地震を体感したのかもしれない。
以前湯ノ澤鉱泉に行った時は、確か上野から電車に乗った覚えがあるが、今は品川駅から「特急ひたち」に乗ることができる。いやはや便利になったものだ。品川駅は始発駅なのだ。
まずは電車に乗り込む前に、品川駅で駅弁を物色。
今回は「品川駅仮開業150年記念弁当」。どんな弁当なのかは、以下の写真をご覧いただければ。
非常に満足度、高し。うまっ。
↑ なかなか豪華な駅弁で、味付けごはんの上に載っていた海苔に「祝150年」と書かれていたのが楽しかった。
「特急ひたち」は、品川駅から乗り込む人はさほど多くなかった。意外。
だが、次の東京駅ではさすがに一気にかなり乗り込んできた。
特急ひたちでまずは品川駅から水戸駅に行き(1時間半くらい)、水戸駅から水郡線に乗り換えて袋田駅に向かった(約70分くらい)。
水郡線では途中で山方宿駅を通過するのが見えた。
山方宿駅は、かつて湯ノ澤鉱泉に旅行した時に、降りた駅だった。
割と特徴のある駅舎なので、よく覚えていた。
なんだか懐かしい。
今思うに、山方宿駅から袋田駅まではたった5駅だけ。
こんなんだったら、前回湯の澤鉱泉に旅行した時に、袋田駅まで足を伸ばしてもよかったなあと実感。ついでに行ける距離だものね。
もっとも、その時は旅の日程が湯ノ澤鉱泉止まりだったからこそ、今回袋田の滝に絞って新たに旅行できたわけだが。
↑ 水戸駅から水郡線に乗り換え、途中で山方宿駅などを経由して、やっと袋田駅に着いた。木造の、味のある駅舎。
↑ こじんまりとした駅だった。駅前では袋田の滝に向かう路線バスが待っていた。まあ、水郡線の到着時間に合わせてあるのだろう。
そして水郡線で山方宿を通過し、さらに袋田駅で下車後はバスに乗り換えて、袋田の滝の最寄りのバス停「滝本」で降りて、そこからは徒歩にて袋田の滝に向かうことになる。バス停「滝本」から袋田の滝までは歩いて10分ちょいぐらい。ゆっくり歩いても15分も見ればいいだろう。
なお、袋田駅から「滝本」まで向かうバスは、「滝本」というバス停の終点の前に「袋田」というバス停があり、慣れない人はそこで降りてしまいそうになるかもしれない。
だが、実際に滝に歩いて向かうには、終点のバス停「滝本」まで行ってから向かうのが最寄りコースなので、要注意。間違ってバス停「袋田」で降りないよう。
滝目当ての観光客は、バスでは終点の「滝本」まで行こう。
↑ 水郡線の袋田駅からバスに乗り換え、約10分ちょいでバス停「滝本」に着いた。バス停近くには、さっそく飲食店があった。だがここから滝の方に近づくにつれ、飲食店は増えていった。
ちなみに、正直、袋田駅では、すでにバスが来ていたので、あまり水郡線の袋田駅では時間は取れなかった…。
この旅行記の次回は、いよいよ日本三大名瀑のひとつとして名高い、袋田の滝が登場。
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