「SUMAHAMA」。
邦題「想い出のスマハマ」。ビーチボーイズの曲。
ビーチボーイズの楽曲について語る時、とかく無視されがちな曲だ。
作者は主にマイク・ラブ。
ビーチボーイズの正規アルバムでは「L.・A(ライトアルバム)」というアルバムに収録されている。
このアルバムでは何といってもブライアンとカールのペンによる「グッド・タイミン」、そしてアル・ジャーディンの「秋風のリンダ」の2曲がメイン。
特に「秋風のリンダ」は、アルの一世一代の名曲である。よくぞやった!って感じ。ビーチボーイズの代表曲の一つといっても過言ではないと思うほどだ。
ただ、アルバム自体の出来は「駄作」であるという評価が定着している。いわば不名誉なアルバムであることは付け加えておこう。もし、初めてビーチボーイズのアルバムを買う人は、このアルバムからは入らないほうが無難。
蛇足だが、ビーチボーイズのアルバムを初めて買う方は、とりあえずは「ベスト版(たくさん種類がでている)」か、「ペットサウンズ」「サンフラワー」あたりから入るのがいいだろう。
で、「スマハマ」なのであるが・・。上記の2曲の存在の前にかき消されてしまっている感がある。このアルバムについて語られる場合は、上記の「グッドタイミン「秋風のリンダ」の2曲のみになる場合が多い。「スマハマ」の名はまず出てこない。
そんなことを考えると、おそらくこの「スマハマ」1曲のみをとりあげる物好きは、そうはいないだろう。
そういう意味じゃ私は物好き(笑)。
この曲、文献によっては酷評されているし、バカにされたりもしている。
実際、奇妙といえば奇妙。
スマハマというのは、どうも須磨(神戸)の浜辺のことらしい。
まあ、確かにあそこには浜があるやねえ。
また、単に「砂浜」と言うべき所を「スマハマ」と間違って歌ってしまったという説もある。
かと思えば、当時のマイク・ラブのガールフレンドに日本人の「スマコ」さんという方がいたとかいないとか・・という説もある。
・・・なんだかなあ(笑)。
この曲には、歌詞の途中で日本語の歌詞で歌われる箇所が何箇所かある。
しかも、その日本語が、たどたどしい・・ってのは仕方ないにしても、その歌詞が・・なんていうか、情けないというか・・。
第一、間違った日本語にもなっている。
♪ テニテヲトッテ アルイタ キレイ ノ シロイハマ
・・・・??? 何度聴いても、そう聴こえるんだな、これが。
「きれいの白い浜???」・・・それを言うなら「きれいな白い浜」でしょ(笑)。
また、この曲のイントロがまた奇妙で・・。
日本というより、完全に中国風になっている。
おそらく、日本と中国の違いがゴッチャになっているのだろう。
日本や中国を知らない欧米の人がよく陥る間違いを、しっかりマイク・ラブもやらかしてくれちゃっている(笑)。
いやはや、まったくもって、ツッコミ所は満載。
ビーチボーイズの、特にブライアン・ウィルソンの音楽のファンからコケにされるのも、仕方ない。
ちなみに私も、大のブライアン・ウィルソン・ファン。
楽曲が能天気なのは仕方ないにしても(なにより、マイク・ラブご本人が能天気な方らしいし)、この情けなさをビーチボーイズ名儀でやってほしくなかった・・と感じるのは、まあわかる。
ビーチボーイズの恥・・とまで、この曲を言い切る人もいる。
でも。
でもね。
ブライアンファンの私ではあるのだが、この曲、嫌いじゃないんだ。
っていうか、好きなのよ。
このオリエンタルなムードといい、のんびりしたメロディといい。
よく聴くと、けっこうメロディアスなんだ。意外に。
奇妙な親しみやすさがあるんだ。
微笑ましい感じもする。まあ、「微笑ましい」と感じるのは、基本的に私がこの曲を受け入れているからだろう。
この曲を受け付けない人にとっては「微笑ましい」とは感じられないだろうしネ。
マイク・ラブが日本を勘違いして作ってしまった珍曲ではあるが、酷評するには捨て難い魅力を感じてしまっている自分がいる。
こんな自分をどうしよう(爆)。
ブライアン・ファン失格??
ビーチボーイズファン失格??
どう言われようと、好きな曲であるのはやめられない。密かにネ。
好きと思える気持ちって、理屈じゃないんだ。
邦題「想い出のスマハマ」。ビーチボーイズの曲。
ビーチボーイズの楽曲について語る時、とかく無視されがちな曲だ。
作者は主にマイク・ラブ。
ビーチボーイズの正規アルバムでは「L.・A(ライトアルバム)」というアルバムに収録されている。
このアルバムでは何といってもブライアンとカールのペンによる「グッド・タイミン」、そしてアル・ジャーディンの「秋風のリンダ」の2曲がメイン。
特に「秋風のリンダ」は、アルの一世一代の名曲である。よくぞやった!って感じ。ビーチボーイズの代表曲の一つといっても過言ではないと思うほどだ。
ただ、アルバム自体の出来は「駄作」であるという評価が定着している。いわば不名誉なアルバムであることは付け加えておこう。もし、初めてビーチボーイズのアルバムを買う人は、このアルバムからは入らないほうが無難。
蛇足だが、ビーチボーイズのアルバムを初めて買う方は、とりあえずは「ベスト版(たくさん種類がでている)」か、「ペットサウンズ」「サンフラワー」あたりから入るのがいいだろう。
で、「スマハマ」なのであるが・・。上記の2曲の存在の前にかき消されてしまっている感がある。このアルバムについて語られる場合は、上記の「グッドタイミン「秋風のリンダ」の2曲のみになる場合が多い。「スマハマ」の名はまず出てこない。
そんなことを考えると、おそらくこの「スマハマ」1曲のみをとりあげる物好きは、そうはいないだろう。
そういう意味じゃ私は物好き(笑)。
この曲、文献によっては酷評されているし、バカにされたりもしている。
実際、奇妙といえば奇妙。
スマハマというのは、どうも須磨(神戸)の浜辺のことらしい。
まあ、確かにあそこには浜があるやねえ。
また、単に「砂浜」と言うべき所を「スマハマ」と間違って歌ってしまったという説もある。
かと思えば、当時のマイク・ラブのガールフレンドに日本人の「スマコ」さんという方がいたとかいないとか・・という説もある。
・・・なんだかなあ(笑)。
この曲には、歌詞の途中で日本語の歌詞で歌われる箇所が何箇所かある。
しかも、その日本語が、たどたどしい・・ってのは仕方ないにしても、その歌詞が・・なんていうか、情けないというか・・。
第一、間違った日本語にもなっている。
♪ テニテヲトッテ アルイタ キレイ ノ シロイハマ
・・・・??? 何度聴いても、そう聴こえるんだな、これが。
「きれいの白い浜???」・・・それを言うなら「きれいな白い浜」でしょ(笑)。
また、この曲のイントロがまた奇妙で・・。
日本というより、完全に中国風になっている。
おそらく、日本と中国の違いがゴッチャになっているのだろう。
日本や中国を知らない欧米の人がよく陥る間違いを、しっかりマイク・ラブもやらかしてくれちゃっている(笑)。
いやはや、まったくもって、ツッコミ所は満載。
ビーチボーイズの、特にブライアン・ウィルソンの音楽のファンからコケにされるのも、仕方ない。
ちなみに私も、大のブライアン・ウィルソン・ファン。
楽曲が能天気なのは仕方ないにしても(なにより、マイク・ラブご本人が能天気な方らしいし)、この情けなさをビーチボーイズ名儀でやってほしくなかった・・と感じるのは、まあわかる。
ビーチボーイズの恥・・とまで、この曲を言い切る人もいる。
でも。
でもね。
ブライアンファンの私ではあるのだが、この曲、嫌いじゃないんだ。
っていうか、好きなのよ。
このオリエンタルなムードといい、のんびりしたメロディといい。
よく聴くと、けっこうメロディアスなんだ。意外に。
奇妙な親しみやすさがあるんだ。
微笑ましい感じもする。まあ、「微笑ましい」と感じるのは、基本的に私がこの曲を受け入れているからだろう。
この曲を受け付けない人にとっては「微笑ましい」とは感じられないだろうしネ。
マイク・ラブが日本を勘違いして作ってしまった珍曲ではあるが、酷評するには捨て難い魅力を感じてしまっている自分がいる。
こんな自分をどうしよう(爆)。
ブライアン・ファン失格??
ビーチボーイズファン失格??
どう言われようと、好きな曲であるのはやめられない。密かにネ。
好きと思える気持ちって、理屈じゃないんだ。