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気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

「ぼくのなつやすみ3」 少し進めてみました。

2007年07月10日 | レビュー(テレビ、ゲーム、本、映画、その他)

やっぱり「ぼくのなつやすみ」(以下「ぼくなつ」)は、いい。
私の一番好きなゲームタイトルであることは間違いない。
待たされ続けた5年間という月日は長かった。長かったぶんだけ、余計に感慨深いものがある。

プレステ3を買わされるはめになってしまったが、このゲームの画面を見てると心が穏やかになってきて、プレステ3を買う前の迷いや、購入時の出費のことなどを忘れさせてくれる。
やっぱり、これを遊ぶためにPS3本体を買ったのは仕方の無いことであった。

一画面一画面が「あ~、やっぱり、ぼくなつだ」とすんなり心に入ってきて、安心感とほのぼのムードに包まれてしまう。
「そうそう、これだよ、これ」「こうこなくっちゃ!」と、一画面一画面に妙に納得。
都会にいながら、遠い北海道(そう、今度の「ぼくなつ」の舞台は北海道なのだ)にいる気分になってくる。


このゲームの主人公は小学校4年生。時代は1970年代中盤。
母に赤ちゃんが生まれるために、田舎の親戚の家に預けられ、8月1日から8月31日まで、その田舎で過ごすことになる。
その一ヶ月、主人公は何をして過ごしてもいい。
これが「ぼくなつ」の基本設定で、それは今作にも受け継がれている。

で、その一ヶ月の間にはそれなりにイベントも発生する。
そのイベントを追いかけてもいいし、追いかけずに気ままにゲームを進めてもいい。

前作「1」「2」よりも今回の「3」はイベントが増えてるような気がする。
やりはじめて1週間たらず(←ゲームの中での1週間)の段階だが、肝試しイベント、七夕イベントなどが次々と現れた。
また、「遊び」の種類も増えた。
今回新たに増えた「遊び」は、今私がやっている段階では「草すべり」「ゴム飛び」「川柳詠み」「川での石投げ」「水泳大会」「せっせっせのよいよいよい」などが増えている。
「王冠集め」「虫相撲」「釣り」などのおなじみの「遊び」は、よりパワーアップしている感じだ。
特に「虫相撲」は、力が入っている。

今までの「虫相撲」に出せる虫はカブト虫とクワガタ虫だったが、今私が遊んでる段階ではカナブン、オサムシ,カミキリ虫,カマキリなどが加わっている。

今「虫相撲」に出してるカナブンやオサムシの能力は漫画的に面白い。その特殊能力が、凄くて、また笑える。
相手の背中で飛んだり跳ねたりして踏んづけたり、スタミナを一気に回復したり。いや~、個性的で楽しい。
カミキリ虫は噛み付いて相手のスタミナを大幅に奪うし、カマキリは一撃必殺に近い技を持つ。
実際、本来主人公であるはずのクワガタを凌ぐ存在感を示している。

また、虫のレベルアップはまるでRPGのようだし、相性があるという点でシミュレーションゲームの要素も併せ持つという点は、これまでと同じ。
ともかく、虫相撲は前作までよりも大幅にバラエティ豊かになっており、いやはや燃えること、燃えること。


ゲーム開始して数日分経過したが、行ける場所は順調に増えてきている。
新たに行けるようになった場所では、PS3の高画質を活かした「美しい自然風景」「雄大な自然風景」が画面いっぱいに広がる。
この景色の画面を見て、バックに流れる虫の声を聞いてるだけでも癒される感じだ。
余計な音楽が流れなくて、自然音だけ・・ってのがまたいい。そこが「ぼくなつ」の良い点。


出費ではあったが、やはり買ってよかった。

まだゲームの夏休みは3分の1過ぎたか過ぎないか・・・の段階だが、この先がますます楽しみだ。
このまま、夏休みが終わらないで、いつまでもゲームが続いてほしくなる(笑)。
でも、夏休みには終わりがあるからこそ、夏休みなんだよね。

主人公はどのような一夏を体験するのだろう。どんなことが主人公を待っているのだろう。
毎日ワクワク感が続く。

そういや、小学校の頃の夏休みって、平凡な毎日であっても、どこかワクワク感があったっけ。
それはなぜだろう。
それはきっと、自由に過ごせる時間が長いということが新鮮だったからだろう。

そんなことを、このゲームで遊んでると再認識させられる。


ともあれ5年ぶりに出た「ぼくなつ」の新作「ぼくのなつやすみ3」。

予想を裏切らない出来映えになっており、やはりイチオシのゲームだなあ。







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