はつもうでで出かけた寺は、昔は露店がたくさん並んだ寺なのだが、だんだん露店の数は減っている。
明らかに減っている。
なんか、行くたびに少しづつ減っていってる気がする。
以前は、お好み焼き屋にしろ、たこやき屋にしろ、やきそば屋にしろ、何店もあった。
だが今は、それぞれ1店くらいしかない。
選択の余地がなくなっている。
昔は、宝釣り屋、金魚すくい、植木屋、くじ、付録屋、佃煮屋、見世物小屋、ほか、バラエティに富んでいたのだが・・。
露店をやる人が減っているのかもしれない。
露店が多数並ぶ光景は、ワンダーランドだったのに、寂しい限りだ。
そのワンダーランドぶりを味わえない今の子供たちが少し気の毒なきがする。
逆にいえば、露店が多数・多種類並ぶ時代に、子供時代を過ごせた私は幸せ者だったのかもしれない。