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気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

「アベンジャーズ」を見て、思う

2013年07月03日 | レビュー(テレビ、ゲーム、本、映画、その他)

連休の時に、「アベンジャーズ」という映画をレンタルして観たのだが、思った以上に面白かった。

ヒーローたちの共演というのはワクワクするし、良い企画だと思うのだが、1人1人のヒーローたちの存在感や活躍が中途半端になるんじゃないか・・・という危惧も持っていたのだが、思った以上にそれぞれのヒーローたちが存在感があって、よかった。

アベンジャーズを観た時、私はその映画に出てくるヒーローたちの設定についてよく知らないまま観ていた。

キャプテンアメリカは、名前だけは知っていた。

ハルクも名前は知っていた。

アイアンマンも名前は知っていたが、映画はみたことはなかった。

マイティソウは知らなかった。

ホークアイも知らなかった。

言えるのは、仮に名前だけは知っていたキャラにしろ、詳しい設定までは知らなかった・・ということ。

アベンジャーズを観ていたら、そのどのヒーローにも興味を持った。

なので、アベンジャーズ以後、キャプテンアメリカ、ハルク、アイアンマン、マイティソウ、それぞれが主役の映画を次々に借りてきて観ている。

なぜか、ホークアイだけは、まだ主役の映画はないらしい。こうなったらホークアイが主役の映画も作ってほしい。ホークアイは、マイティソウの映画にチョイ役で出ては来るが、あくまでチョイ役でしかない。

せっかくカッコイイんだから、彼が主役の映画があってもいい。

出てくるヒーローの中では、アイアンマンが一番活躍度が高い気がするのは、唯一の「空を飛べるヒーロー」だからだろうか。

 

とりあえず、それぞれのヒーローが主役の映画を一通り観たので、少し時間をおいてから、再びアベンジャーズを観返してみたいと思う。

それぞれのヒーローの設定を知った上でアベンジャーズを観ると、より深い楽しみ方が出来るに違いない。

欲を言えば、スパイダーマンやスーパーマンやバットマンなども共演したら、さぞかし豪華だろう。

だが、スーパーマンとバットマンは、権利関係で難しいようだ。

また、もしもスーパーマンが登場してしまったら、他のヒーローと能力レベルが違いすぎて、他のヒーローの出る幕がないかもしれない。

 

アベンジャーズのような映画を見ると、こういう企画を日本ではやれないのかな・・・とも思ってしまったのは私だけだろうか。

もしも日本でアベンジャーズみたいな映画を作るとしたら、どんな作品になるのだろう。

とりあえず、登場させるヒーローの人選がまず先決であろう。

その場合、単体ヒーローであることが望ましいだろう。

団体ヒーローの1人で、自分の所属する集団があると、登場人物的に数が増えすぎて、それぞれのヒーローの出番は、単なる顔見せで終わってしまう危惧がある。

例えばサイボーグ009は、9人グループ。

ガッチャマンは5人グループ。

古いが、レインボー戦隊は7人グループ。

こういうのが勢ぞろいしたら、登場するヒーローの数だけでも相当な数になり、とてもじゃないが1人1人の活躍までは描ききれないか、もしくはチョイ役しかこなせなくなりそうだ。

そうなると、やはり単体ヒーローの集合作品ということにしたほうがいいだろう。

日本のコミックやアニメのヒーローには、案外集団ヒーロー・・・すでに仲間を持っているヒーローが多い。

なので、そういうのは外して考えてみた。

すると・・・普通の人間以上の能力を持ち、しかも単体ヒーロー・・という条件になると、私の頭の中に浮かんでくるのは、アニメ黎明期のヒーローが多く浮かんでくることになった。

ロボットやサイボーグでは、アトム、鉄人、エイトマン、ソラン、キャシャーン・・などなど。ガンダムは一応組織の一員だし。

宇宙人のウルトラマンだと、すでにウルトラ仲間がたくさんいるしね。サイボーグの仮面ライダーとて同じ。また、幽霊族の鬼太郎や、妖怪人間のベムとて、共に闘う仲間がいるという意味では、同じ。

人間ヒーローでは、スーパージェッター、ケンシロウ、カムイ、サスケ、伊賀の影丸(忍者も選んだのは、時代性の問題はタイムマシンで解決することにして・・ということで)、その他・・。

幸い、スーパーマンのように他のヒーローより超能力が突出して差がある・・というヒーローはいなく、どれも欠点を持っている。

仮にウルトラマンが出たとしても、活躍時間の制限があるし(3分)、アトムやライダーはサイズの問題があるし、鉄人はいつ悪者に操られるか分からない。だいいちロボットは絶えずエネルギー残量の問題がある。

ソランは、人間のたかだか15倍の力をもつだけ。6600倍のパーマンより弱い。

生身の人間ヒーローは、たとえいくら拳法や体術できたえていても、拳銃にはやられてしまう。未来人でも、裸になれば同じ。

鬼太郎は、仲間がいるという点で、この作品からは除外されている。

なので、誰か特定の人がおいしいところ総取り・・・ってことはないだろう。ある程度、民主的に作れるかもしれない。

 

 

ただ・・・

 

どれを思い浮かべても言えるのは・・最大の敵はアメリカ同様に「権利関係」である・・・という結果に落ち着いてしまう(笑)。

権利関係がクリアにならないと、共演は難しい。

 

夢の共演の最大の敵は、宇宙人でもなければ、異次元人でもなく、悪魔でも妖怪でもなく、ロボットやサイボーグやミュータントでもなく、忍者や拳法家でもなく・・・

権利関係なのであった・・。

これには、どんなヒーローが束になっても・・・かなわない・・・。

 

 

 


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