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今日、数年ぶりに都心にもまとまって雪が降って、積もった。
ここ数年、毎年冬には東京にも雪は降っていたのだが、あまり積もらなかった。
だが、今日は違った。
午前中から雪は降っていたのだが、午前中の雪は地面に落下するとすぐに消えてしまうような雪だった。
なので、ここ数年の例からいって、午後をすぎると止んでしまうだろうと、私はたかをくくっていた。
ところが、この日の雪は午後になっても一向に弱まらず、いやそれどころか、ますます強くなった。
ふぶいているかのようでもあった。
午後になってからは、雪質が変わったかのように、あっという間につもりはじめた。
テレビで今日の雪の光景を映し出していたので、試しにドアを開けてみたら、あたり一面真っ白。
いやあビックリ。
雪って・・降り積もっていく様は何やらワクワクするものがある。
見慣れた日常の街景色が、まるで知らない世界にでもきたかのような気分にもなり、新鮮で楽しい。
だが、雪が問題なのは、降り止んだ後。
地面がぐちゅぐちゅになったり、凍結して滑りやすくなったりする。
雪かきが必要になったりもする。
そこが少しやっかい・・・。
雪が降り積もっている間というのは、一瞬の幻のようだ。
雪国に住む人たちからみたらたいした雪の量ではないと思う。
でも、都心にとっては、この程度の雪でも・・・色んな影響が出てしまう。
雪に対して虚弱体質・・・それが都心なのだ。