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気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

旭岳  姿見探索 4

2014年09月04日 | 

北海道、大雪山。

旭岳、姿見探索路を歩く。

第4展望台から第5展望台を目指すのだが、歩いていると、ついに目玉であるはずの姿見の池が登場。

その池の前に、道の分岐があった。

割と分かりやすい分岐で、右へ進むと第5展望台方面なのだが、その前に左の分岐を寄り道気分で進むと、すぐに行き止まりになり、そこから間近で見れる光景がある。

 

それこそ、旭岳の噴気孔である。

 

道が行き止まりになり、上のような看板が現れる。

そして、その左方向に、火山らしい噴気孔が二つ並んでいる光景が見える。

 

すさまじい音と勢いで、煙が地面から噴き出している。絶え間なく。

ゴ~~~~~ッ!!  ゴ~~~~~ッ!

 

ここが火山であることを実感する。

実は、この噴気孔の音は、さっきから聞こえていた。

第4展望台を超えて少し歩いたあたりから、その音はだんだん近くなっていった。

当初、何の音だろうと思いもしたが、まあ火山の噴気孔の音であろうことは察しがついていた。

だが、当初は、角度的に見えなかった。

だが、ここまで来ると・・・目と鼻の先に見える!

もし今噴火でもされたら・・・このあたりにいる人間など、ひとたまりもない。

 

しばし音と煙の勢いに圧倒され続ける。

 

天気は完全に雨で、悔しいことに傘をさしている私。

でも、まだ雨になど負けたくない。

そう思い、姿見の池にそって続く第5展望台への道を進むのだ。

 

 

 

 

ついに、姿見の池の看板の前に着いた。

この探査路の目玉的存在である、姿見の池が、今・・・目の前に。

 

 

もし晴れてたら、この池に、旭岳の頂上が写りこみ、本物の山頂と、池に写った「逆さ山頂」のハーモニーに魅せられて、言葉を失うのだろう。

だが私は、雨によって言葉を邪魔されて、言葉を失っていたのだった・・。

 

とはいえ、さすがに・・・雨が降っていても、姿見の池の美しさの片鱗は伝わってきた。

 

 

この姿見の池の看板の近くには、避難小屋がある。

ここまで登ってきて、何かのピンチの時に来訪者が一時避難できる小屋である。

あくまで一時的な避難小屋なので、宿泊できるような小屋ではない。とはいえ雨露や風はしのげるので、それだけでもありがたい存在ではあろう。

ちなみに、その小屋の前には鐘をならせる場所がある。

ここまで来る途中に聴こえていた鐘の音は、ここにきた来訪者が鳴らしていたのだ。

 

さて、姿見の池の看板を過ぎてルートを進み、第5展望台に着いた。

 

 

旭岳の姿見探索路の1周は、左回りのルートだと、ここが一応終点。

あとは、ロープウェイの姿見駅に続くルートにになる。

だが、せっかく来たんだし、すぐに帰るのももったいない。たとえ雨が降ってても・・だ。

しばらくここで佇むことにした。

眼下には、先ほどの姿見の池の看板や鐘や避難小屋のあるエリアが見える。

 

 

そこからちょっと視線を姿見の池方向にパンすれば、先ほどの噴気孔も遠くに見える。

この日記の一番最初に載せた写真がそうだ。

 

 

先ほどの避難小屋あたりからは、旭岳の山頂に向かう登山路もある。

だが、こんな天気の時に山頂に登っても・・・・何も見えないだろう。

さすがに、この日は、登山路を登ってゆく人は・・・ほとんど見かけなかった。

 

 

 

ひとしきり、第5展望台で佇んだあと、私はロープウェイの姿見駅に向かって歩き出した。

 

 

そして、懐かしの(?)姿見駅に戻ったのだった。

 

             旭岳   姿見探索編    おわり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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