17日のライブの後、店で飲んで。
帰宅したのは深夜だった。
心地よい疲れがあった。
時代屋のライブは土曜日が多い。
なので、ライブの翌日は、たいがい家で休養している。
だが、今回はそうもいかなかった。
18日の日曜、録音スタジオ入りの用事があったからだ。
というのも・・
20代の頃に作った私の自作曲を、若い女性シンガーがカバーすることになったので、そのオケ作りでスタジオ入りしたのだった。
その子は、インディーズで活動してる人・・らしい。
で、その曲は、何かのイベントで使われるらしい。
どういうイベントなのか、実は私はよく知らない(笑)。
とりあえず、既成の曲ではないので、オケはその曲の作曲者である私自身がベーシックトラックを作る必要があった。プロのアレンジャーに頼めばてっとり早いのだが、それをやると費用もかかるし、一定の時間もかかる。
また、私自身、アレンジ面でどうしても譲れないポイントが数箇所あった。
・・となると、私自身が演奏してしまったほうが一番手っ取り早い。
大勢の人の前で使われるからには、曲の構成を考え直す必要があった。
いわゆる「戦略」みたいなものだ。
まず、その曲をフルバージョンで計ってみたところ、5~6分の長さがあった。
そこで、録音する前に曲の構成の手術にとりかかった。
残す部分は残す。
カットする部分はカットする。
また、テンポもあげてみた。
ともかく、曲をコンパクトに。ポイントは押さえて。
私がアレンジ面や構成面でどうしても譲りたくなかったのは、イントロとエンディング、それと、曲の途中のギターリフ、そしてキモは、その曲の雰囲気の方向性だった。
これだけは押さえておかねばならない。
本来2回出てきたサビは、1回にした。
その曲のメロディのメイン部分は、実はサビ部分ではなく、出だしのメロディ。
なので、サビを1回削るのには、さほど抵抗はなかった。
それらのことを打ち合わせで決め、いざ録音開始。
何回アコギをかぶせただろう。
イベントは5月らしいので、オケを作るのは急がねばならない。
この日一日で、私一人の音かぶせでやれるところまでやっておかねばならない。
自分の弾いた何トラック分もの演奏が、それぞれ微妙に「ノリ」が違っている箇所があり、リズムを「くう」箇所がまちまちだった部分が、録音すると丸裸になる。
また、新たな構成になったので、新たな弾き方やフレーズを加える必要があるパートがあり、そのパートの弾き方については、その場でフレーズを考え出さねばならない。
必死に、色んなフレーズを試してみた。
なので、思ったより時間がかかったなあ。
で、夜になってシンガーの子が事務所に到着。
歌い方を色々伝えて、いざ録音。
その曲、実は、原曲には私自身が書いた歌詞がある。
だが、彼女には、ハミングで歌ってもらった。
歌詞は、彼女自身に書いてもらったほうがいいかもしれない。
いずれ彼女が歌詞をつけて、新たな曲として生まれ変わることになる。
この曲に関しては、私のこだわりはメロディとサウンドの方向性がメインだったので、歌詞を任せるのには、さほどこだわりがなかった。
むしろ、その曲を歌う若い女性の感性で歌詞をつけてもらったほうがいいだろう・・とも思ったので、私自身、けっこう柔軟でいられた。
今は、その曲をイベントで歌う彼女がどんな歌詞をつけてくるか、むしろ楽しみなぐらいだ。
結局・・・録音は夜の11時くらいまでかかったかなあ。
でもまだ完成ではない。
前日ライブで、この日は録音。
いははや、あわただしかったし、正直少々疲れた(笑)。
でも、こういう疲れは、心地よい。
自分の好きなことをやってるのだから、それで疲れるのがイヤなら、それは「好き」とはいえないだろう。
疲れ以上に楽しかったし、充実した土日だった。
今は・・・その曲の完成が楽しみで仕方ない。
帰宅したのは深夜だった。
心地よい疲れがあった。
時代屋のライブは土曜日が多い。
なので、ライブの翌日は、たいがい家で休養している。
だが、今回はそうもいかなかった。
18日の日曜、録音スタジオ入りの用事があったからだ。
というのも・・
20代の頃に作った私の自作曲を、若い女性シンガーがカバーすることになったので、そのオケ作りでスタジオ入りしたのだった。
その子は、インディーズで活動してる人・・らしい。
で、その曲は、何かのイベントで使われるらしい。
どういうイベントなのか、実は私はよく知らない(笑)。
とりあえず、既成の曲ではないので、オケはその曲の作曲者である私自身がベーシックトラックを作る必要があった。プロのアレンジャーに頼めばてっとり早いのだが、それをやると費用もかかるし、一定の時間もかかる。
また、私自身、アレンジ面でどうしても譲れないポイントが数箇所あった。
・・となると、私自身が演奏してしまったほうが一番手っ取り早い。
大勢の人の前で使われるからには、曲の構成を考え直す必要があった。
いわゆる「戦略」みたいなものだ。
まず、その曲をフルバージョンで計ってみたところ、5~6分の長さがあった。
そこで、録音する前に曲の構成の手術にとりかかった。
残す部分は残す。
カットする部分はカットする。
また、テンポもあげてみた。
ともかく、曲をコンパクトに。ポイントは押さえて。
私がアレンジ面や構成面でどうしても譲りたくなかったのは、イントロとエンディング、それと、曲の途中のギターリフ、そしてキモは、その曲の雰囲気の方向性だった。
これだけは押さえておかねばならない。
本来2回出てきたサビは、1回にした。
その曲のメロディのメイン部分は、実はサビ部分ではなく、出だしのメロディ。
なので、サビを1回削るのには、さほど抵抗はなかった。
それらのことを打ち合わせで決め、いざ録音開始。
何回アコギをかぶせただろう。
イベントは5月らしいので、オケを作るのは急がねばならない。
この日一日で、私一人の音かぶせでやれるところまでやっておかねばならない。
自分の弾いた何トラック分もの演奏が、それぞれ微妙に「ノリ」が違っている箇所があり、リズムを「くう」箇所がまちまちだった部分が、録音すると丸裸になる。
また、新たな構成になったので、新たな弾き方やフレーズを加える必要があるパートがあり、そのパートの弾き方については、その場でフレーズを考え出さねばならない。
必死に、色んなフレーズを試してみた。
なので、思ったより時間がかかったなあ。
で、夜になってシンガーの子が事務所に到着。
歌い方を色々伝えて、いざ録音。
その曲、実は、原曲には私自身が書いた歌詞がある。
だが、彼女には、ハミングで歌ってもらった。
歌詞は、彼女自身に書いてもらったほうがいいかもしれない。
いずれ彼女が歌詞をつけて、新たな曲として生まれ変わることになる。
この曲に関しては、私のこだわりはメロディとサウンドの方向性がメインだったので、歌詞を任せるのには、さほどこだわりがなかった。
むしろ、その曲を歌う若い女性の感性で歌詞をつけてもらったほうがいいだろう・・とも思ったので、私自身、けっこう柔軟でいられた。
今は、その曲をイベントで歌う彼女がどんな歌詞をつけてくるか、むしろ楽しみなぐらいだ。
結局・・・録音は夜の11時くらいまでかかったかなあ。
でもまだ完成ではない。
前日ライブで、この日は録音。
いははや、あわただしかったし、正直少々疲れた(笑)。
でも、こういう疲れは、心地よい。
自分の好きなことをやってるのだから、それで疲れるのがイヤなら、それは「好き」とはいえないだろう。
疲れ以上に楽しかったし、充実した土日だった。
今は・・・その曲の完成が楽しみで仕方ない。