コンサートには、チケットはつきものである。
時には、コンサートを見たという事実も貴重ながら、そのチケットも貴重になったりする。
例えばビートルズの来日公演のチケットなど、今ではプレミア値段がついているほど貴重だ。
ビートルズのように、その後二度と見れなくなってしまったミュージシャンで、しかも世界的なスーパースターだったりすると、そのコンサートを見たという事実もさることながら、そのチケットも貴重。
また、見ようと思えば再び来日公演が見れる可能性のあるミュージシャンでも、過去に来日公演が中止になってしまって、チケットが「幻のチケット」になってしまった場合のチケットも貴重。
私は・・・世界のスーパースターと呼ばれるミュージシャンの来日公演は何度も見てきてるが、あいにくチケットは・・・手元に残っていないのだ。
今にして思えば、見た来日公演のチケットは、保存しておけばよかった・・と思う。
例えば、空港の税関で捕まってしまい公演が中止になってしまったウィングスの来日公演など、私は当時チケットを持っていたのだ。
中止になったので「払い戻し」に応じる・・ということだったのだが、私は払い戻しした記憶がない。なんとなく名残惜しくて、手元においたままだった。
だが、そのチケットも・・・引っ越しの時のバタバタでなくなってしまった。そんな大事なものをなくしてしまうなんて、今となっては惜しくて仕方ない。とっておいたぐらい大事なものなら、なぜなくしてしまったのか・・。
また、実際に来日公演を見たチケットでも、・・
例えばマイケル・ジャクソンの来日公演、ジャコパスが在籍してた頃のウェザーリポートの来日公演、ステファングラッペリの来日公演、クラプトンがサポートしたジョージ・ハリスンの来日公演、その他・・・これらのチケットをもしも今も保存してあったらなあ・・・と思うと残念でならない。これらの公演は、その後ミュージシャンが他界してしまい、もう二度と見ることができないのだ。
他界した場合はもちろんだが、今も健在であって、今後再び来日公演が見れる可能性がまだセロではないミュージシャンのピーク時の日本公演のチケットなどは、やはり貴重だと思える。
ジェフ・ベックとスタンリー・クラークのコラボによる来日公演。
「ボーンインザUSA」を出した頃のブルース・スプリングスティーンの来日公演。
「ホテル・カリフォルニア」で大ブレイクしていた頃のイーグルスの来日公演。
日本で一気に人気が高まっていった頃の若き日のパブロ・クルーズの来日公演。
大きな話題になったボブ・ディランの初来日公演。
改名する前の、プリンスの来日公演。
コージー・パウエルや、ロニー・ジェイムス・ディオのいた頃の、ブラックモアズ・レインボウの来日公演。
「スマイル」を完全生再現したブライアン・ウィルソンの来日公演。
・・・などなど、挙げ始めればきりがない。
なぜ自分はチケットを保存しておかなかったのだろう。悔やまれてならない。
保存しておかなかったのは・・・理由の心当たりはある。
私は、外タレの来日公演を見る時、必ず記念の「コンサートパンフレット」を購入していた。
だから、公演の記念としてはパンフレットがあるからいいや・・・そう思っていたふしがある。
さすがにコンサートパンフレットは保存してある。
だが・・・パンフレットと共にチケットも保存しておいたなら、「記念」度は更に高いはず・・。
チケットを、パンフレットの中にはさんでおくぐらいなら造作もないことだったはず。
それをやってこなかった自分が・・・・歯がゆくしてしかたない。
もしも今・・・
ステファン・グラッペリ、ジョージ・ハリスン、マイケル・ジャクソンなどの来日公演チケットが残っていたら、・・・かなりの価値があるのではないか。
まあ、売る気は無いけど(笑)、その価値を聞いてニヤリとすることは・・・きっとできる!
皆さんは、見た外タレ来日公演のチケットを、ちゃんと保存してあるだろうか?
その公演を見に行った当日、会場で記念にパンフレットなどを買うと、その当日はつい「記念」としてはパンフレットばかりに目がいきがちだけど、ところがどっこい、チケットだって・・・時間がたてばたつほど貴重になってくると思う・・・。
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