時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

すぐ何処かに行ってしまった、アッピングボール

2009年05月21日 | 懐かしい系、あれこれ

やたらとよくはずむボール、その名も「アッピングボール」。
「スーパーボール」などの呼ばれ方の方が一般的かもしれないけれど。

昔これで遊んだことがある「元・少年・少女」がいることだろう。

元々これは、アメリカの化学者が生み出したものが元になっているそうで、それをフリスビーやフラフープなどを製造してたメーカーが「スーパーボール」の名前で発売したものだったらしい。

で、スーパーボールの類似品も登場してきて、アッピングボールってのは、スーパーボールの類似品の1つだったようだ。けっこう類似品は数多く出回っていたようで、色んな名称が存在したようだ。

なので、この「よく弾むボール」で遊んだ記憶のある人は、それぞれ馴染みのある商品名は異なることだろう。
とりあえず、私にとっては「アッピングボール」の名称が一番馴染み深い。

この玩具の人気のピークは、1965~66年あたりだったようだ。


このボールが登場した時は、不思議だったなあ。
普通のボールの感覚で地面に落とすと、予想以上のハネ方をした。
だから、迂闊には強く地面に落とせなかった。

普通のボールのハネ方をイメージして使うと、そのハネ方に面食らうこと間違いなし。
アセったりもした。

面白いことは面白いのだが、ハネ方が予想以上なので、すぐにどこかに行ってしまうことが多かった。
町の中で使おうものなら、すぐにどこかに行ってしまった。

学校の校庭で使う分には、ある程度は、そのハネ方にもついていけたのだが、道路などで使うと、すぐにどこかの家の塀の中に飛んでいったりした。
回収が難しくなることも多かった。

おかげで、長期に渡ってこのアイテムで遊べた記憶が・・ない。
なにせ、すぐに無くなってしまう(笑)。
買っても、せいぜい数日くらいしか手元に残ってなかったりした。

やがて「どうせまたすぐに無くなってしまう」・・なんて思うようになって、このボールを買う事もなくなったし、欲しがりもしなくなった。

このボールでキャッチボールみたいなことをやったりしたら、キャッチしそこなったら、追いかけるのが大変だった。

ハネるのが楽しいから、強く地面に落としたらどのくらいまでハネるだろう・・と思って試したら、その後どこに行ってしまうか分からなくなる。
このボール、思いっきりハネさせたら、一体どのくらいの高さまでハネることができたのだろう。
試してみたくてしょうがなかったが、ハネた後の行方が心配でもあったので、ついつい手加減したハネさせ方しかできなかった・・ってのが、今思うと、少し残念。


一体、このボールの一番いい遊び方は、何だったんだろう。

特に、広い遊び場のない都心での遊び方。


楽しいことは楽しいし、最初のうちは驚きもあったんだけど、扱いが難しい玩具ではあった。
結局私は、このボールの有効な遊び方を確立できないまま、このボールから遠ざかっていってしまった。


あのボールで、何がしかの人気競技でも登場すれば、よかったのにね。


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2 コメント

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なつかしい (タッケ)
2018-05-31 20:34:11
よく、子供のころ、ガチャガチャでアッピングボウルを当てて、遊んでいたよ。スーぱーボウルって、今は言うみたいだけど、自分は、昔のまんま、アッピングボウルだね。今は、どうすれば、手に入るのかな?子供の頃は、ガチャガチャで手に入れてたけどね!
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Unknown (だんぞう)
2018-05-31 22:28:48
タッケさん、はじめまして。
時間の外に、ようこそ。

ガチャガチャで入手されてたんですか?!
私は、文房具屋さんで、ばら売りされてるのを買った、、、と思います。

ネーミング、私にとってもアッピングボールという名前のほうが馴染み深いです。
私の学校では、スーパーボールという名前はなかったような、、、。


今も売られてるんでしょうか。
売られてるなら、また弾ましてみたい気がさしてます。

ただ、、弾みすぎるから、すぐになくなってしまうんですよ(笑)。
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