時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

今、尾瀬を思う

2006年11月24日 | 
時間が過ぎるのは早いもので、尾瀬に行ってからもうすぐ3ヶ月近くになる。
3ヶ月なんて大した期間ではないのに、もう随分前のことのようにも思える。

私が尾瀬に行った8月下旬は、秋の訪れを感じながらも、まだ夏の名残を十分に残した頃だった。
日差しは強く、歩いていると大汗をかいた。
特に山道の登りでは滝のように汗が流れ落ちた。

今これを書いている11月中旬~下旬の尾瀬はもう観光客はいないのだろう。
というか、もう閉鎖されているのだろう。
あそこは冬は豪雪地帯なので、冬期閉鎖されるのだ。

あんだけ賑わった尾瀬ではるが、今はもう人が居ない尾瀬なのだろう。

尾瀬ケ原湿原の木道を歩いた時のあの開放感や心地良さは、今もありありと思い出せる。
草を揺らした風の優しさも。しんどかった山道も。顔を洗った清水も。


遠くに見えた燧ヶ岳。
キシキシと音をたてて歩いた木道。
あの花々。水芭蕉の時期にも行ってみたいなあ。
あの木々。日差しが強かったので、木陰に入れる場所に来るとありがたかった。
あの空。雲が低かった。
あの沼。陽の照り返しは、水面化粧のようだった。
そして、あの湿原、あの広さ。

どれも皆、今はもう・・・静寂の中にあるのだろう。
休むように,眠るように。
ひっそりとしてあるのだろう。
押し黙って、ただ春を待つだけ。

そう思うと、ちょっと寂しい。

でも、来年春になれば、冬眠から目覚め、訪れる人々の賑わいの中に復活するのだろう。


で、毎年それを繰り返し、尾瀬は生きてゆくのだろう。

そう考えれば、尾瀬は懐かしくもあり、新しくもあるんだね。


ここ数年、私は夏になると青森や北海道に行っていた。
景色もさることながら、夏のあの気候が好きだったからだ。
でも今年の夏は尾瀬だった。
でも、その素晴らしさは北海道の各所や、青森の竜飛岬に勝るとも劣らない、素晴らしさだった。
今、あらためて思う。行ってよかった。
途中、辛い時もあったけど、それは自分の体力のせいだ。

もうすぐ冬。
きっと・・・♪冬になっても思い出す~~はるかな尾瀬~~。


なんか、こんなこと考えてたら、またどこかに旅したくなってきた。
暖かい所がいいな。









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