めんコク 追憶のカップ麺 2
現れては消えてゆくカップ麺業界。
中には元祖カップヌードルのように生き残っているものもあるが、そういうのは一部でしかない。
消えていったカップ麺のなんと多いことか。
いつしか姿を見かけなくなったカップ麺で、どうにも忘れられないカップ麺というものがいくつもある。
以前このブログで、今でも忘れられないカップ麺のひとつとして「力一杯」を取り上げたことがあるが、今回は「めんコク」というカップ麺を取り上げてみたい。
「力一杯」は当時の値段で300円ぐらいした高級カップ麺だったが、「めんコク」は決してそんな高級路線のカップ麺ではなく、通常の相場の値段のカップ麺だったと思う。
もうかなり前のカップ麺なので、記憶がおぼろげなので、調べてみた。
すると日清の1984年の製品だったことがわかった。
細かい味などはよく覚えていないし、特別パンチのある味という感じでもなかったような気がするが、食べて「あ・・これ、うまいわ」と思ったのはよく覚えている。
そう思い、当時よく買っていた覚えがある。
派手さや強い個性や特徴があったわけではなかったが、食べるとしみじみ「美味い」と思わせてくれ、食べた後の「後味」も好きだった。
ジワジワと舌に残る味だった・・・というべきか。
こういう感想、私だけかと思ったが、実は私のまわりでも密かにこのカップ麺のファンはけっこういた。
なにより、当時知り合いだった女性が、何かの用事で電話で話した時、昼飯の話になり、その女性はなんと毎日「めんコク」を食べていると言っていた。
へたしたら一日に複数回食べることもある・・・とも。
ともかく「めんコク」にハマりまくって。
正直、食事としてカップ麺が似合うようなキャラの女性じゃなかったのだが(けっこうグルメな外食生活をおくっているようなイメージがあった)、そんな彼女が珍しくカップ麺の特定の名前を出し、しかも毎日食べているというのを耳にして、けっこう意外な気もしたし、それほど「めんコク」は女性をも魅了してるのかとも思った覚えがある。
「めんコク」にハマってた人はけっこういたみたいで、共通する点があった。
それは「そればかり買ってしまう」「そればかり食べてしまう」そんな時期があったこと。
私も「めんコク」が現役だった頃、カップ麺を買いにいくとついつい「めんコク」を買ってた時期があった。
めんコクには、そんな力があった・・・ということなのだろう。当時。
カップ麺には、たまにかなりインパクトのある名前がついてる場合があるし、それは当時も同じだった。
ある意味、商品名で目立つように差別化を狙っているように見えた商品もあった。
そんな中で「めんコク」は、けっして派手な名前ではなく、けっこう正当派な名前だった。
でも、味で勝負・・・というニュアンスは感じられたし、実際食べてみると、そればかり食べたくなった・・という、ちょっとした中毒性があったのかもしれない。
おっと、この場合「中毒」といっても、悪い意味ではなく、良い意味でだ。
そんな人気のあった「めんコク」だが、気付けばいつの間にか見なくなっていた。
けっこう人気があったはずなのだが・・。
新興勢力に押されたのか、あるいは飽きられたのか、それとも?
そのへんの理由は分からない。
できれば復刻してもらいたいカップ麺のひとつではある。
どんな味だったか、あらためて確かめたいので。
そして今食べると、どんな感想を持つだろうという興味もある。
有名店のプロデュースによるカップ麺など、色々進化したカップ麺も増えてきてるからね。
その中で「めんコク」がどれほど勝負出来るか、見てみたい。
今は、カップ麺の種類がありふれていて、美味しさも確実にアップしているので、「これだけ!」と決めるのは、意外と難しいかもしれませんね。
私は、カップ麺では、UFO焼きそばが大好きですよ(笑)
湯切りが面倒くさいのですけどね…。
その中で、かなりの、人気を集めてました。
だからこそ、今のレベルの中での評価を知りたいです。
UFO焼きそば、私も好きです。
ソースの味が濃くて、味にパンチがあります。
そんな点が好きです。
湯きりは、カップ焼きそばである以上、仕方ないかも(笑)。
出きることなら、当時の味で復刻して欲しい逸品です。
ここは時間の外です。ようこそ。
実は、このめんコクの記事、思ったよりアクセス数を多く頂いてます。それだけ、めんコクが忘れられない方は多いのかもしれません。
Hideさんの人生の中でカップ麺の最高ランクのカップ麺だったんですね。
メーカーが聞いたら喜ぶでしょうね!
私や私の周りでも、めんコクにハマってた人はけっこういました。
私も、めんコクをなるべく当時のオリジナル味で復刻してもらいたいです。
今は高価なカップ麺は多いですが、今の世の中でめんコクがどれだけ頑張るか興味あります。
時間の外に、ようこそ。
そうでしたか、めんコクのCMは中尾さんだったのですね。
私はそのCMそのものを、全然覚えていません。
よく覚えてらっしゃいますね!
情報、ありがとうございます。
確か、鶏白湯の様な白濁したスープのラーメンじゃ無かったでしょうか😅
本当に大好きで、なんで無くなってしまったのか、今ではにたま〜に、思い出しては
「また、食べたいなぁ〜😞」
と1人呟いて居ます🤣
私の勘違いでしたら、すみません。
時間の外にようこそ。
めんコク、今となっては味の記憶はおぼろげなのですが、当時のカップ麺の中でかなりおいしかった記憶があります。
なにせ、そればかり選んでた時期もありましたから。
いつのまにか店頭から消えた時は、残念でしたし、不思議でもありました。
美味かったのに、なぜ消えたのか…と思うと特に。
正式に復刻してもらいたいですよね。
めんコクて検索かけたら、ココにたどりついて、コメントしたくなりました。
めんコク、もう40年近くも前になるんですね。中学生位の時に親が買ってきたこのコに出会い、なにげに美味くてあれば食べて親にもねだり!でも、知らない間にいなくなっちゃって…
でも、忘れられないめんコク。
再販したら、大人買いしてやる( ̄ー ̄)ニヤリ
めんコーク、カムバーック!
時間の外さま、めんコクのことを綴ってくれておおきにありがとうございました。
時間の外にようこそ。
このめんこくの記事は、一定のペースでアクセスしてくださる方がいて、割と読まれてるようなのです。
書いてよかったと思ってます。
めんこくを忘れられない方はけっこういるみたいですので、メーカーさんがこの記事を読んで、さらなる復刻につながればいいのですが。
こんだけ根強い人気があるのですから、復刻してもらいたいものです。
また食べてみたいです。
カムバ〜ック、めんこ〜く!
まあ・・ずいぶん時間がたって記憶と言うか舌も朧げな感じなので違ってるのかもしれませんが
復刻しても、現在の市場でも勝負になると思います。
かまどうまさんは、味を細かく覚えてるんですね。すごく具体的ですから。
その点、すごいです。
うま屋のラーメンが味が似てるのですか。
ならば、うま屋のラーメンをカップ麺化してほしいです。