時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

職務質問を受けたボブ・ディラン

2009年08月18日 | 音楽全般

なんでも、ボブ・ディランが、若い警官に職務質問を受けたらしい。

不審人物にでも思われたのだろうか。

名前を聞かれて「ボブ・ディランだ」と答えたそうな。

更に警官に「なにをしている」と聞かれて、「ツアーに出るところだ」と答えたとか。


その若い警官はディランのことを知らなかったようだ。

その時ディランは身分証明書を持ってなかったらしい。

ディランはコンサートツアーに参加してたらしいのだが、コンサートの出演者からディランの身元を確認することができ、無事放免になったとか。

ディランほどの世界的著名人でも、若い世代の前じゃ知られていないことはあるんだね。
まさに「時代は変わる」なんだな。


まあ・・・考えてみれば、ディランは、どう考えても目つきがいいとは言えないかもしれない。
善人面でもない。
きっと気難しいだろう。そういうのは、顔にも出てるよなあ。

でも、ファンとしては、そんな点も好きなんだけどね。

彼の才能、生き方に惹かれているわけだし。

若い頃はディランは、かなりのイケメンだった。

今は、彼のことを知らない人にとっては、単に「気難しそうなお爺さん」に見えて怪しんでしまったりするってことなのかもしれない。


職務質問を受けた・・ってだけでニュースになってしまい、それが海外にも伝わるだなんて、さすがボブ・ディランってところか。


職務質問を受けて、どんな顔をしただろう。どんなことを思ったんだろう。

「俺を知らないのか?」と怒ったか、あるいは寂しく思ったか、なんともなかったのか・・・それはさだかではないし、分からない。

その答もまた「風に吹かれて」いるのなら、それを知ってる風に聞いてみたい。


昔、彼が人気絶頂だったころ、時代の代弁者みたいな立場に置かれ、とんでもないストーカーが彼の家にまとわりついていたことがあったらしい。
そこで、あえてイメージを崩すようなアルバムを立て続けに発表した・・と、自伝で語っていた。
「ナッシュビルスカイライン」と「セルフポートレイト」というアルバムが、そうだ。

そんなこともあったことを考えると、今回の彼の心境はどうなんだろうね。



ともあれ、世の中、こういうニュースばかりなら、平和でいいだろうなあ。
まあ、ディラン本人にとっては迷惑だったに違いないんだけど。


最近のディランは、ホント、色んなニュースを届けてくれる。

子供のためのアルバムを作ってみたい・・とも語っているというし。

まだまだ現役だね。


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