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気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

2刀流の今後

2022年10月02日 | 日々の、あれこれ

大谷選手の活躍で、2刀流の活躍が馴染み深くなってるが、そもそも2刀流でプロの世界で活躍できることは、規格外すぎること。しかもそれがメジャーリーグの舞台でやってのけ、投手としても打者としても一流の結果を出してるなんて、なおさら。

ホントに大谷選手は凄すぎる。こんな選手が日本人から出てきたなんて、誇らしい限り。

 

アマチュア…例えば高校野球では、「エースで4番」だった選手は、長い日本野球界にはそこそこいた。だが、やがてそれよりさらに上のステージに進むと、投手でいくか、打者でいくかを選択し、どちらかに絞るようになつた。

じゃないと、二兎を追うものは一兎も得ずみたいな結果になりそうに思われたし、どちらも中途半端な選手になってしまいそうに思われた。いわばそれが野球界の常識とされていた。

だが、大谷選手の登場は、それまでの常識や価値観や風潮に風穴をあけたように思える。

今後は2刀流に挑戦する選手が出てくるようになるのかもしれない。

 

もし大谷選手がもっと早い時代に現れて,、2刀流というスタイルが一般化していたら、どうだったろう。

例えば、元巨人の桑田投手なんて、2刀流を目指せた選手だったように思う。

桑田さんは、高校生の甲子園大会では、投手として勝ち星も多かったが、実は打者として甲子園大会の通産本塁打数でも、清原さんに次ぐ歴代2位だったのだ。

守備もうまかったし、投手もやっていただけあって肩の強さは申し分無し。

彼がプロ入りした頃、守備力、肩の強さ、打撃の実力を活かし、投手よりもショートにコンバートしたら日本一のショートになるのも夢ではないと言われたほど。

もし大谷選手が桑田選手の時代に活躍してたら、桑田選手も2刀流選手に挑戦していたような気がする。

自身の投げる試合では、たびたび打者としても活躍した印象かあるし。

ホームラン20本以上で、打率も三割行けたかもしれない。もしショートを守ってたら、ゴールデングラブも狙えたかもしれない。これだけやれれば十分にレギュラーであり、看板選手にだってなれたと思う。

 

桑田選手以外にも、元巨人の水野投手、斎藤投手、江川投手、もっと古いところでは堀内投手あたりもバッティングはよかった。もし彼らが今活躍してたら、2刀流も視野に入ったかもしれない。もちろん、たまたますぐには私が思い出せないだけで、他にも候補となる選手はいたはず。

 

また、大谷選手がメジャーリーグに与えたインパクトからいって、今後メジャーでも2刀流選手を目指す若手選手は出てきそうな気がしてならない。

 

そういう意味では、大谷選手はベースボールの歴史にあらたな可能性を切り開いたのだろう。選手のプレイスタイルのひとつとして。

 

なお、写真は元祖2刀流、宮本武蔵。


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