時代屋の練習がある日など、家で昼飯を食べてから出かけることになる。
なので、そういうケースに備えて、日持ちのする昼飯を用意するようにしている。
カップ麺でもいいけど、カップ麺だけだと少し昼飯1食分にするには物足りないので、最近はレトルトのカレーを用意しておくようになった。
で、レトルトカレーを買いにスーパーに行くと、最近のレトルトカレーの種類の多さに今さらのように驚いたりする。
大昔は、レトルトカレーというと、ボンカレーかククレカレーだった。
その後、グリコのLEEシリーズなど種類もだんだん増えていき。
今では、実に多種類のレトルトカレーが店に並んでいる。
量的には、基準は200グラムあたりが相場のようだ。
で、ものによっては180グラムだったり、230グラムだったり、多少のばらつきはあるが、それでも標準は200グラムぐらい。
けっこう種類があると、どれも試してみたくなる。
すでにあれこれ試しているが、あの和の鉄人・道場さんの「まかないカレー」は割とすぐに試してみたと思う。量が他の「200グラム平均」よりも多少多かったのが嬉しかったから(笑)。
辛みなどの刺激はあまり感じなかったが、和風の家庭的なマイルドカレーだった印象があるかなあ。その点、「和の鉄人」らしさかな。
「カレー曜日」もまた、「平均の200グラム」よりも多少多かったので、割とすぐに試してみたと思う。具がコロコロはいっていたのがよかった。
「函館カレー」もそうだし、最新バージョンのボンカレーもそう。
こうして考えてみると、私がまず試したのは「平均200グラム」以上の量があるレトルトカレーが多かったのがわかる(笑)。
ということは、私としては、ルーの大盛りが欲しいに違いない(笑)。
メーカーさん、その点、よろしく。そう、「大盛りのレトルトカレー」なるものを。ルーの大盛りね。
レトルトのライスには「大盛り」バージョンもあるのだから、カレーにも「大盛りライス」に対応する大盛りがあってもいいのでは?
そういえば、最近はカップ麺で、「〇〇店主人監修」のカップ麺というのが多いが、その流れはレトルトカレーにも一般的になっているようだ。そのせいか、レトルトカレーにも個性のあるものが増えている。
グラム数にこだわらなければ、かなり多種類のレトルトカレーを楽しめる。
あれこれ食べたが、例えば「エチオピアカレー」など、かなり「好み」の味だった。
思えば、カレーという料理は、料理の中でも「あたりはずれ」の少ない料理のような気がする。
まずくて敬遠したくなるカレーというものには、あまり出会った覚えがない。
たとえ絶品の味ではなかったとしても、カレーなら、普通に好物として食べられている気がする。
あまり味が期待できそうもない店などでのカレーも、カレーならおいしくたいらげられる。
逆にいうと、まずくて食べたくないカレーというものに出会ったなら、それはよほどのまずさなのであろう。幸か不幸か、まだ「まずくて食べられないカレー」というものには出会ったことはない。
「「このカレー、特にうまいなあ」と感心したり感動したりするほど美味しいカレーには出会ったことはあるが、「なんだこれ、食べられない・・」などという思いはしたことがない。
皆さんは、食べたくなくなるほどまずいカレーや、食べられなかったカレーというものに出会ったことはあるだろうか。