能登に旅した時、私は輪島の街で永井豪記念館に入ったことがあった。
輪島の街は今回の能登半島の地震で深刻な被害を受けた。
その様子を知るにつれ、輪島の街のことを私は思い出していた。
あの惨状では、永井豪記念館も壊滅的な被害を受けたのだろうなあ・・と思うと暗く残念な気持ちになっていた。
だが、地震対策がなされていたのか、少なくても展示物は無事だったという。
たとえ建物が崩れたとしても、せめて展示品が無事なら、復活・復興はできるのだろう。
その点は不幸中の幸いだったのかもしれない。
永井豪先生と言えば、日本のコミック界においては超大物の存在。
代表作は多いし、知名度も極めて高い。
ハレンチ学園、デビルマン、マジンガーZ、キューティーハニー、その他。
能登半島に旅した人の中には永井豪先生の作品のファンの人もいただろうし、むしろ中には輪島には永井豪記念館に立ち寄るのが楽しみで行った人もいたはず。
もし展示品が消失していたら、この先輪島の街に旅する永井豪ファンは、展示品を見れないことになってしまう。
どうやらその事態だけは避けられそうな気がする。
きっと、マジンガーZやデビルマンたちが力を合わせて、持ち前のヒーローパワーで守ってくれたのだろう。
そして、彼らのことだ、輪島だけでなく、能登半島全体の復興も見守っていてくれることだろう、
そう思いたい。
とりあえず今は、1日も早く住人の皆さんや、街そのものの復興が進んでゆくのを願うのみ。
そうなれば、いずれ永井豪記念館も復活してくれることだろう。
街のためにも、地域のためにも、コミックファンのためにも、そうなることを願ってやまない。
↑ 在りし日の永井豪記念館。
↑ 私が歩いた輪島の街。今はもうこの風景は・・・。今はただ、復興を願ってます。
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