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気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

チャーリー・ワッツを偲んで

2021年08月28日 | 音楽全般

 

ロック界において重要な人物がまたひとり天に召されてしまった。

あのローリング・ストーンズのドラマー、チャーリー・ワッツである。

 

 

私はこのブログで、ストーンズのことはさほど多くは取り上げてきてはいないかもしれない。

全く取り上げていない・・・というわけではないけれど。

でも、だからといってストーンズに興味がなかったわけでは決してない。

それどころか、好きだったし、リスペクトもしていた。

一時、ストーンズのアルバムを買い込み、ストーンズばかり聴いてた時期もあったし。

ストーンズ関係の本を読みあさってた頃もあった。

ストーンズの日本公演も見に行ったことはあるし、なんと、ミック・ジャガーのソロでの日本公演も私は見に行ってる。

今思えば、ミックのソロでの日本公演を見たのは、貴重な体験だったと思っている。

 

私が音楽の道にどっぷりハマるきっかけになったのは中学2年の頃にビートルズを聴いたからだった。

その後、サイモン&ガーファンクルや、ボブ・ディラン、クリーム、レッド・ツェッペリンなどの洋楽を聞きあさるようになっていったが、ビートルズの直後に買った「ビートルズ以外のロックアルバム」は、ストーンズのベスト盤だった。

 

ご存知のように、ストーンズはビートルズのライバルとされていたし、よく比較されてもいた。

なので、ビートルズの次に何を聴くか・・・という課題ではストーンズは一番身近な存在に思えた。そして、当り前のようにストーンズにも流れた。

当時そんな人は多かったはずだ。

で、聴いてみたら、さすがベスト盤、全ての曲を気に入った。

曲の良さでは、ビートルズにひけをとっていないぐらい魅力的だった。

ともかくカッコイイ曲が多かったし、バラエティ豊かなことも良かった。

 

ビートルズに始まり、ストーンズに魅了され、サイモン&ガーファンクルにも魅せられ、そしてディランのアルバムではどっぷりのめりこんだ。

そんな流れで、私の洋楽ライフは進んでいった。

 

そういう意味ではストーンズは私にとっても、洋楽ライフの流れの中で重要な存在ではあった。

 

そんなストーンズのドラマー、チャーリーが亡くなってしまった・・。

 

バンド結成時のオリジナルメンバーでは、初期においてブライアン・ジョーンズが脱退後に若くして謎の死をとげ、ビル・ワイマンは自らの意思で脱退し、そして今回はチャーリー・ワッツが・・・。

生涯最後までローリングし続けてた人生だったのだろう。

残念でならない。

 

偉大なストーンズの、偉大なドラマーだったチャーリーに敬意を表して、ストーンズの代表曲のひとつを取り上げておきたい。

ここでは、ひねらず、誰もが認めるストーンズの代表曲のひとつを。

 

ロックにシタールを導入したのはビートルズの「ノルウェーの森」が最初だとされているのは、周知の事実。

きれいで上品な曲だった。

だが、ある意味「ノルウェーの森」以上にシタールが曲全体を支配するような効果をあげたという意味では、ストーンズのこちらの曲が上だったかもしれない。

時代を越えて、いつ聴いても最高にカッコイイ曲だ。

サウンドもいいし、メロディもいいし、タイトルもいい。

イントロで叩きつけるように入ってくるチャーリーの強烈なドラムも格別。

 

この曲の生演奏の古い映像が残されているが、シタールを弾くブライアン・ジョーンズの存在感は突き抜けていたっけ。

ある意味、キースやミック以上の存在感だったと思うし、ストーンズの大きな華でもあった。

 

「サティスファクション」「ジャンピングジャックフラッシュ」「ホンキートンクウィメン」もいいけど、この楽曲を聴いてストーンズにぞっこんになってしまった人は多い筈だ。

 

英米で1位を獲得した、ストーンズの正真正銘の看板曲のひとつ、その名も「黒くぬれ!」。

 

ザ・ローリング・ストーンズ The Rolling Stones/ 黒くぬれ! Paint It Black (1966年)

 

 

ストーンズは今後どうするのだろう・・。

良い曲、かっこいい曲をたくさん残してきてる長い歴史を持つ点では、ビートルズもかなわない。

 

今は・・・この曲でチャーリーを偲んで。

 

そして・・合掌・・・。

 

 

レジェンドがまた1人また1人と他界していくのは、寂しい。

 


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2 コメント

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Unknown (だんぞう)
2021-09-02 11:00:04
チャーリーの場合は、80歳での他界ですから、ブライアンジョーンズの死とは違った印象があります。
一応は、ロックミュージシャンとしては、まっとうした人生だった気もします。
でも、やはり寂しいのは確かです。

ドラムというパートがバンドに及ぼす影響は多大です。
ドラマーが変わるだけで、バンドのサウンドは大きく変わりますから。
その意味では、チャーリーがストーンズのドラマーであり続けてくれたのは、ロックファンにとってが幸せなことだったのだと思います。

初期のストーンズにおいて、ブライアンジョーンズの貢献度はかなり高いと私は思ってます。

様々な楽器をあやつり、例えば「黒くぬれ」「ルビーチューズデイ」「レディジェーン」などの曲では、ブライアンのサウンド面での貢献度は相当なものだったと私は思っています。
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Unknown (鮎川愛)
2021-09-02 03:10:47
洋楽ファンにとっては、もちろん、音楽を愛する人々全員にとって、本当に青天の霹靂でしたね…。

私も中学生時代から洋楽に夢中になり、ローリングストーンズも絶対不可欠なミュージシャンでした。

リード・ボーカリスト、ミック・ジャガーばかりに注目が集まりがちでしょうけれど、ロックンロール・バンドとして観たとき、誰もが本当に貴重で、特にドラマーはバンドの核ですね。

ローリングストーンズは、いよいよ今月から全米ツアー開始とのことですが、ツアー終了後、代打のドラマーを正式に加盟させ、さらに転がり続けるのでしょうか…?

ところで、今回ご紹介された「黒く塗れ」懐かしいですね。

私は、初期ストーンズでは、「ルビー・チューズデイ」が特に大好きでした。
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