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右腕のケガで、医者からの勧めもあって、ずっとギターを弾くのを避けていた。
特に、親指のつけねの痛みがひどかったからだ。
だが、右肘の痛みはあっても、親指の付け根の痛みはひいたので、少しずつギターをまた弾き始めた。
ギターを弾く人なら分かってもらえると思うが、ギターを弾くと、右腕の親指はかなり忙しい。
かなり使う。
特に指弾きの場合は。
ベースパートは主に親指が担当することになるからね。
また、リズムを刻んだりする時には、腕から手首にかけてをよく動かすことになる。
久しぶり・・・少なくても一ヶ月半ぶりににギターを弾いてみたら、親指の付け根の痛みはやはり再発しない。
ほっとした。
よし!と思って、弾き始めたところ・・・
いやあ、弦を押させるのが痛い。
たかが一ヶ月半弾いてなかっただけで、久々に弾くと、こうも弦のテンションが痛く感じるとは。
指の皮膚が柔らかくなってしまったのかな。
セーハした時の人差し指、各弦を抑えた時の指先など、けっこう痛く感じる。
ギターって、こんなに痛かったっけ?・・・って感じだ。
ギターを弾き始めて間もない頃の感覚を思い出した。
それと、肘をはじめとする痛みが、右腕のあちこちに出る。
弾いてる時はまだしも、弾き終わってしばらくすると、出てくる。
怪我して間もないころは、親指を多用するフィンガーピッキング系で弾くと、親指の付け根が痛くて仕方なかった。
今は、肘を振るような弾き方を続けていると、そのツケが出る。
こうなると、あまり肘や腕に負担のかかる弾き方は避けた方がよさそうだし、仮にそういう弾き方が必要になったのなら、あまり長い時間をそれを継続はさせないほうがよさそうだ。
となると、随分制約が多くなる。
私の曲で、「街道の旅人たち」という曲があるのだが、これは曲がけっこう長い上に、細かくリズムを刻み続ける弾き方で弾き続ける曲なので、こういう曲をやるのはシンドイかなあ。
もっとも、「街道の旅人たち」は、今はあまり時代屋のレパートリーとしては取り上げていないのでいいのだが・・。
ともあれ・・
復活までは、まだだなあ・・。
なにせ、右腕一本でギターを持つだけで、右腕に痛みが走るくらいだから。
この怪我って・・・完治することはあるのだろうか・・という気分にもなってくる。
まあ、それでも、あまり負担のかからない範囲でなら、少しずつ弾くようにはしていきたい。
少なくても、ギターを手に取ることはするようになってはきた。
なんか、久々に弾くと、ギターは当初あまり良い音では鳴ってくれない。
弾き始めて時間がたつと、だんだん本来の鳴りを取り戻してくる。
人間であれ道具であれ、やはり使われないとね(笑)。
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