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最近自分の中で恒例になった感のある、埋もれた自作曲の棚卸し作業を、先日もやってきた。
これまで自分が作った自作曲で、人前で歌ったことのない「埋もれた自作曲」を、立ち寄ったお店で練習がてら歌う・・・・そんな棚卸しを(笑)。
もっとも、すぐにまた棚に戻すことが大半ではあるが・・。
先日歌った自作曲は以下の通り。
1、言葉<気持ち 作詞・曲 だんぞう
2、幻の僕ら 作詞・曲 だんぞう
3、流氷の向うに 作詞・曲 だんぞう
このうち、「言葉<気持ち」は、一応私のHPの方でも歌詞を紹介してある曲。なのでこれまでに1回ぐらいどこかで披露した経験があってもおかしくないのだが、なぜか歌いそびれていた。
http://homepage2.nifty.com/oborokage/kotoba-yori-kimoti.html
おだやかでゆったりとした曲調の曲。作ったのは20代後半か30代前半あたりだったと思う。バンドをやってる時代だったので、バンドに持ち込んでもよかったのだが、当時私がやっていたバンドとは音楽性が違う気がして、中々持ちこめなかった・・・のだと思う。
私には珍しく、ちょっとムーディなイメージのある感じの曲で、私自身のキャラにも、当時のバンドのカラーにも、ちょっと合わない気はしていたから。
「幻の僕ら」は、比較的最近の曲。とはいえ、作ってからもう数年はたってしまっている。
これまたおだやかな曲調の曲。
若い頃から私は、メロディの断片が浮かぶと、カセットやMDなどに、その浮かんだメロディの断片を録音してきているのだが、ある時何気にその古い音源を聞いてて、埋もれてたこの曲の断片を使ってみたくなった。
だいぶ昔に浮かんだメロディの断片ではあったが、なぜか捨てがたく感じた。そこで、そのメロディを冒頭に持ってきて、その後を作ることで仕上げた曲だった。
海や、海辺の岩場が歌詞に出てくるが、曲・・というか、歌詞のモデルになった場所が、ちゃんとある。
「流氷の向うに」は、曲が完成したのは7~8年前か。
だが、その冒頭のメロディは、30代前半の頃に浮かんだもの。ロシア民謡のCDを一時聞いてた時期が私にはあるのだが、当時のその趣味が色濃く反映された曲。
自分としては、ロシア民謡っぽい曲を作ってみたくて作った曲だった。
また、宗谷岬に行ったことで、イメージが広がって、出来た・・・という要素もある。
メロディ自体は割と気に入っており、いつか時代屋に持ち込もうと思っていたのだが、頭の中にあるアレンジが凝っているため、中々持ちこめないできている。
たぶん、バラライカなどの楽器が入ったら、ぴったりくる曲だと思う。
今まで1回も家から出たことのない自作曲は、まだまだある。
とりあえず、こうして1回だけも外出できた曲は、マシ・・・なのかな(笑)。
そう思うことにして、今後も棚卸し作業は続くかもしれない。