時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

古いRPGで、ありがちだった失敗

2016年12月08日 | 懐かしい系、あれこれ

ファミコン時代のロールプレイングゲーム(以後、RPG)では、プレイヤーが扱うキャラが何人も出てきて、それぞれのキャラにプレイヤーは思い思いの名前を付けることができたゲームが多かった。

たいがいはゲーム開始時に、それらのキャラにプレイヤーが名前をつけることになった。

 

マイキャラに名前をつけるのは非常に楽しい作業であったが、ネーミングに困ることもあった。

それは、マイキャラが女性だった場合だった。

主人公の名前は、多くの人が自身の名前をつけたはずなので、あまり迷わなかったと思う。

だが、女性キャラの名前は、私は迷うことが多かった。

私はあまり贔屓の女性タレントや女優はいなかった。せいぜいウルトラセブンのアンヌ隊員や、シンガーのリリィさんの名前をたまにつけてお茶を濁していた。だが、当時は1作クリアすると、また次に新しいRPGを遊んでいたので、ゲームが変わっても同じ名前ばかりつけると面白くなかった。

なので、身のまわりの女性の名前をつけたり、ネタに困り、しまいには過去に好きだった女の子の名前を苦し紛れにつけるようになった。

 

身のまわりの女性・・といっても、決して母や親戚ではなく、たいがいは当時好きだった女の子の名前だった。

もっとも、そういう子であっても、片思いだったりしたので、身近というほどではなかった場合も多かった。

 

RPGのキャラに、名前のストックに困り、過去に好きだった女の子の名前をつけた場合、困ることがあった。

それは友人が私の家に遊びに来た時だ。

 

友人が遊びに来て、何の気なしにゲーム機をたちあげ、今遊んでいるRPGの画面を見せると、そこにキャラの名前で、私が過去に好きだった女の子の名前をつけていたら、それを友人に見られることになる(笑)。

私が過去に好きだった女の子を、その友人が知らない場合はまだいい。

だが、その友人も知っている女の子の名前を、ゲームキャラにつけていようものなら・・・これはことのほか恥ずかしい。

ゲームを立ち上げ、マイキャラの名前を見られた瞬間「しまった!!!」なんて思うことに(笑)。

 

実はそういう経験が、何度かあった・・・。

 

これではうかつにそのゲームを友人の前で立ちあげることはできない。

だが、友人が家に遊びにくると、ゲーム機をまったく立ちあげないというわけにもいかず。

 

それに少しづつ懲りていき、なるべくリアルで知っている女の子の名前はゲームキャラにはつけないようになった。

 

実は・・・たとえそのゲームを1人で遊んでいる時でも、ゲームの中で私の名前をつけた主人公と一緒に旅をする女性キャラが、私の過去に好きだった人の名前だと・・・むなしくなることもあった。

もうその女の子と会うことはなく、特別な感情は持っていなかったりすると、なおさら。

過去を引きずっているようで、「私は今更何をやってるんだ??」などと思うようになり自己嫌悪に(笑)。

特に、それが自分をふった相手だと、そんな相手の名前をゲームキャラにつけている自分が情けなくもあり、くやしくもあり(笑)。

だったら、そんな名前つけなければいいじゃないか・・という理屈は分かってはいたのだが、マイキャラにつける名前に困って、安直にそういう名前をつけてしまったことを、ゲームが進むにつれ後悔したりもした(笑)。

どうにも複雑な気分になるのは、その異性キャラと主人公の関係に、ゲームのストーリーの中で恋愛感情みたいなものがあったりする場合。これは実にやっかい。

 

こんなことがあると、恋愛感情のない、「ただの友人」でいられる異性がいると助かるのだが(笑)。

 

 

やがて・・

RPGのキャラの異性キャラに、過去に自分が好きだった相手の名前を入れるのは・・・やめたほうがいいと思い始めた頃、RPGには主人公以外のキャラに自由に名前をつけられる作品は少なくなっていった。

ゲームが進化し、キャラが実際にセリフをしゃべるようになっていったのが、そのきっかけになっていったような気もする。

 

 

古いRPGで、自由に名前をつけられる女性キャラに、当時好きだった女性の名前を入れて、友人が家に遊びに来た時にそのゲームをうっかり立ちあげてしまい、当時片思いだった女性や、過去に好きだった女性の名前を友人に見られてしまった過去のある方・・・いませんか?

 

 

いや・・

この場合、見られるのが「友人」ならまだいい・・。

もしもその時に付き合っていた女性に、見られてしまったら・・・非常に気まずい空気になりそうなのは、言うまでもない(笑)。

 

「ちょっと!この○○さんって人、一体誰よ?!」

「ふーん、これが昔あなたが好きだった人の名前ね」

 

・・・・・・(このゲーム、立ちあげなきゃよかった・・)。

 

 

 


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