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気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

「大怪獣戦」ソノシートの付録

2010年06月24日 | 漫画・アニメ、そして特撮

ソノシート「大怪獣戦」の付録を紹介しておきたい。


「大怪獣戦」に付いてた付録は、「ミサイルゲーム」である。

ジャケットの一部が少し長めに作られており、そこにいくつかの切り抜き用のミサイル・イラストが描かれている。
切り取り線などは、ない。
なので、ちゃんとハサミなどを用意して切り抜かないと、きれいに切り抜くのは無理。

で、切り抜いたミサイルイラストは二つ折りにする。

で、輪ゴムを指にかけ、切り抜いて二つ折にしたミサイルを輪ゴムにかけ、その輪ゴムを引っ張って、ゴムを引っ張った指をパッ!と離すと!!

おお、なんということであろう!!


見よ!
ミサイルが勢いよく飛んでゆくではないか!
これはスゴイ!
これがゴムというものか。
ミサイルって、飛ぶんだな!






・・・・って、当たり前か(爆)。




で、そのミサイルをゴジラのイラストが描かれた「的」を標的にして飛ばし、的に当てたりして点数を競う。

まあ、そんなシンプルなゲームだ。


付録とはいっても、組み立てではなく、単に、描かれたイラストを切り抜くだけなので、まあチープといえばチープだ。
ジャケットの一部を切り抜くことに抵抗があったりすると、付録としては使わず、そのままジャケットの一部としてほっておいた子供も多かったのではないだろうか。

ちなみに、私だったら、切り抜かなかったと思う。
だって、なんとなくジャケットがもったいない気がするから。


ちなみに「的」は、ブックとは独立した紙に描かれており、これに関してだけは付録らしさはある。
その辺は「救い」といえなくも無い。


とりあえず、申し訳程度ではあるが、付録もついてるよ・・というのは、ひとつの「売り」だったのだろう。

当時は付録が豪華な少年漫画月刊誌が全盛の頃だった。
「少年」「少年ブック」「ぼくら」「冒険王」「まんが王」「少年画報」などなどの漫画月刊誌が、それぞれ付録で競っていたし、付録は大きな「売り」だった。

また、小学館の学年別学習月刊誌も付録で人気を博していた。

そんな風潮が、こうしたソノシートブックにも影響を与えていたのだろう。
たとえチープでも、付録をつけることで当時の時流に乗って、販売戦略上の体裁を整えていたのかもしれない。


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