「ポツンと一軒家」という番組では、人里離れた山奥でたった一人で一軒家で暮らしている人のことがよく取り上げられる。
そういう家は文字通り「山奥の一軒家」なので、まわりに民家はなかったりする。
そんな一軒家で暮らす方の生活ぶりを見てると、ふと気がかりになることがある。
それは、あれだけ山奥でひとりで暮らしていて、熊とかが出たことはないのだろうか・・と。
山奥での暮らしだと、そのリスクはあると思うのだが。
しかもまわりに民家がないから、急に誰かに助けを求めたりできないし、すぐにその場で協力してくれる人もいないはずだ。
そういう家に暮らしているのは、たいがいかなり高齢のおばあちゃんだったり、おじいちゃんだったりすることが多いから、なおさら気になる。
熊などでない地域なのか、あるいはたまたままだ熊に遭遇していないだけなのか、もしくは熊対策がしっかりできてて、熊が出てもうまく対処できてきたのか・・。
たまたま熊にまだ遭遇してないだけなのだとしたら、それが今後もずっと続くかどうかは微妙だし、リスクはある。
私自身、どこかに旅行してて、「熊出没注意」の看板は何度も見たことがあるし、実際にそのせいで道が立ち入り禁止になってる場所もあった。
「ポツンと一軒家」を見てると、高齢になって、俗世間から離れて、ああいう場所にのんびり暮らすのもいいのかな・・などと思ったりすることはあるのだが、熊出没のリスクを考えると・・・やはり怖い。
ああいう家に暮らしている人たちは、熊リスクをどう考えているのだろう。
テレビを見てて、ポツンと一軒家に暮らす人に多少のうらやましさを感じることもあるが、それ以上に熊リスクのことを考えてしまい、自分にはそういう暮らしは無理かなと思ってしまう。
俗世間に縛られず、自適に暮らせるのはいいけど、買い物が不便なのはともかく、熊出没のリスクなどはかなり重大な問題だと思えるのだが。
猟銃でもあるなら、ともかく。
そういう家に暮らしてる人は、そのへんのリスクをどう思っているのだろう。
昔、北海道の三毛別であった、人食い熊の大量殺人事件などを思い起こすと、そのへん恐怖ではある。
三毛別のヒグマ事件のことは、以前に書籍やネットやテレビで知っただけだが、あまりにも強烈な事件なので、一種のトラウマ的な感覚で私の頭の中にインプットされている。
その事件のことを知って以来、どうも山奥というのは獣たちの縄張りという意識が私の中にある・・・。
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