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気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

「隠れ里 (鷹の翼)」 の歌詞、公開しました。

2019年08月06日 | ブログ版「時代屋小歌」

かつて存在した私のHP「時代屋小歌」の音楽面の記事を復刻してる別ブログ「時代屋小歌(音楽編)」の方で、このほど新たに自作曲の歌詞を1作公開しました。

HPのほうでは未公開だった曲です。

曲のタイトルは「隠れ里(鷹の翼)」です。

 

 

こちら ↓

 http://blog.livedoor.jp/syunka16-mymusic/archives/37688360.html

 

 

あちらの「メモ」でも書いてますが、この曲は小品です。

小品の曲を作る場合、私は肩の力を抜いて、息抜きや気分転換みたいな軽い気持ちで作ることが多いのですが、この曲はそれなりに構えて作った曲でありました。

小品をライブなどで披露することは、特別な場合を除いてはほとんどないのですが、この曲はいつかライブで歌ってもいいかなと思っています。

 

「隠れ里」という言葉に私は昔からなぜか惹かれてきました。

なんか俗世間を離れた場所のような、神話や民話に出てきそうな幻想的なイメージも感じてました。

そういう場所に密かに行ってみたいと思ったこともありました。

そういう場所が、あるとしたら、人が行けない場所か、あるいはすぐ近くにあるのに入口に気がつかない・・・そんな場所かもしれない・・そんな妄想を持ったこともありました。

 

 この曲の正式公開は、もっと先にしようと思ってたのですが、急にこの曲を早く公開したくなったので、今公開することにしました。

 


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4 コメント

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Unknown (だんぞう)
2019-08-10 16:28:27
ありがとうございます。
この歌は、色んなイメージの断片を集めてできたものです。
行きたい場所や会いたい人はいるのだが、そこに行く道や入り口がつかめないでいる、、、そんな感じでしょうか。

あとはリスナーの受け取りかたに託してます。

柱時計は近年は見かけることが減ってますね。
昔はかなり大きな柱時計も見かけましたね。
大きな柱時計の振り子には、なんともいえない郷愁を感じますね。

句、相変わらず素敵です。

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Unknown (中森勇斗(なかもり・ゆうと))
2019-08-10 06:31:28
ブログを拝見しました。
『鷹の翼』の、お歌もいいですね。

『隠れ里』の話も、深い郷愁を誘います。
現実の社会に対するアンチテーゼかも知れません。
確か、民俗学者の柳田國男先生が、そういうジャンルを研究なさってたみたいですね。

ブログ添付写真の『柱時計』も、なつかしいですね。
ぼくも、子どもの頃、田舎の家で、ああいう柱時計を見たことがあったかなあ?、、と、思います。
暑い夏が続いてますが、ときおり秋の気配を感じることもあります。

◎遥かなる 水平線に 盛り上がる 眞白き雲に この夏惜しむ
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Unknown (だんぞう)
2019-08-07 20:14:36
その場所にその人はきっといるのだろう。

けど、その場所はすぐ近くにあるのかもしれない反面、もしかしたら普通では行けない所にあるのかもしれない。
とりあえず、その場所はあって、隠れ里のようで、惹かれるものがある。
そして、その人はそこにいる。
人を引きつける神秘的な雰囲気と共に、、、。

そんな心情でできた歌でした。

紹介して下さった逸話(?)、惹かれるものがありますね。
そういや、水木しげる先生の作品に、そんな作品もあったように思えます。


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Unknown (鮎川愛)
2019-08-07 11:17:18
「隠れ里」という言葉を歌詞の中に1つも使用せずに、隠れ里を歌うことは、しかも小品ですから、大変情緒的で理想的です。


「隠れ里」は、決して大規模な場所でもなく、又そんな場所があったとしても実際に「隠れ里」であるかさえ誰も知らないのですから…。

私も、中国古典・陶淵明による「桃源郷」や、編著者未詳による日本古典『今昔物語集』にある「酒泉郷」の話など、大好きですよ。

「酒泉郷」大まかな話は、
「ある山伏が深い山奥にて道に迷ってしまった。

途方に暮れながらも歩いていると、ある里に出た。

そこの里の泉の水をすすると、上等な酒であった。

しばらくして山伏は、里の人々に囲まれていた。

ここに入ってきた訳を話すと、里の人々は、さらにご馳走を出してくれた。

満腹になった山伏に、里の人々は「ある場所を案内する」と言う

その「ある場所に案内」された山伏は「酒泉郷の秘密を守るために」殺害されそうになるが、絶対に他人に口外しないことを約束し、下山の道も教えてもらい、解放される。

しかし山伏は約束を破り、村の人々に「酒泉郷という素晴らしい里がある」と喧伝して回り、村の長老や女性たちは止めたものの、男たちは山伏を先頭に意気揚々と山へ入っていった。

「長老様、泉の酒は真っ先に差し上げますよ!」と浮かれ騒ぎながら…。

長老は、空しく、彼らの後ろ姿を見つめながら、一言つぶやいた。

「酒の泉が湧いている里など、あるわけがない。

あるとすれば、そこは…もはや、この世ではない」

数週間、数ヶ月、1年、数年経ても、そして二度と男たちは一人も帰ってこなかった。

そのうち、この村も人知れず消えてしまった」


だんぞうさんもご存知かもしれませんね。

私も、大変お気に入りの「怖い昔話」です。
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