ブレンテッド・ウイスキー「ホワイトホース・12年」のお話

2016-09-26 11:09:17 | 日記

9月もう残り少しの頃となり,何と無く淋しさを感じる・・・頃

先月から今月にかけて本土を直撃した「台風」は5回ぐらい来襲したとか・・・・

夏の名残りを愉しむとか、そいう感じがないままの

今年の「夏」でした そう 「夏の終わりのハーモニー」  を感じないまま・・・・

最近は台風の発生から細かく予報されるので通過まで 長い

それと沖縄から北海道まで縦断で被害がとても「大きい」・・・・異常気象

この、天変地異 何とかならないものか・・・・・

さて、スコッチウイスキーのビックファイブの一つとして

本題の 「ホワイトホース・12年」 について

ホワイトホース・12年は近年余り飲まれなくなったような

気がしますが、如何でしょうか飲んでますか!

ウイスキー全盛期(大体1980年頃か)の頃は

ジャパニーズウイスキーは 「オールド」 か 「スーパーニッカ」

キリンシーグラムなど

スコッチでは「ビックファイブ」と呼ばれた

ホワイトホース・ジョニーウォーカー・デュワーズ・ヘイグ・ブラック&ホワイト

が,良く飲まれていましたが、現在と違いその頃のスコッチウイスキーは

高級ウイスキーで高価なものでした。

例えば黒澤明、監督の「天国と地獄」の映画の

1シーンにも使われていた思い出もあります。

この映画は三船敏郎(天国)と山崎努(地獄)

社長の子供の誘拐事件のお話

犯人役の山崎努・・・・ギラギラとして好演でした。

その社長(天国側)の客間にさりげなく置かれた 「ホワイトホース」

高級感が漂っていました。

黒澤明監督の愛飲したのが「ホワイトホース」 一筋だったようです。

実は、これまでは プロローグ  で

「ブレンデットウイスキーのキーモルトのお話を」!

  キーモルトとはブレンデットウイスキーの中に配合される最も

           重要なモルトウイスキーでそのウイスキーの香り・味を決める

           シングルモルトウイスキー

「ホワイトホース・12年」のキーモルトは

   

○ ラガブーリン(アイラ)

○ カリラ(アイラ)

○ クレイゲラヒ(スペイサイド)

○ グレンエルギン(スペイサイド)などと

グレーンウイスキーで構成されっています。

ラガブーリン16年とカリラはウイスキーファンなら当然

ご存じのアイラ島の代表的なシングルモルトで、飲まれた方

も多いと思いますが、ここで紹介したいのは

クライゲラヒ13年 と グレンエルギン12年 です

クライゲラヒ13年 スペイサイド特有の柑橘系のフルーティな香りと

            ○ 独特な麦芽の香り

            

グレンエルギン12年 スペサイド特有のフルーティと蜂蜜のような甘い香り

            

まず最初にこれらスペイサイドの甘いフルーティな香りから

ラガブーリンとカリラのアイラのそんなに強くないピート香

この絶妙な味と香りは・・・・・・イイ 

是非・久しぶりに「ホワイトホース・12年」と

クライゲラキ13年とグレンエルギン12年

   

サァ~「キー」 を使いウイスキーの世界へ

これらの、キーモルトと御一緒にお愉しみ・・・・下さい。

 

 さらに、ジョニーウォーカー黒ラベルやデュワーズ12年

ジョニーウォーカーグリーンラベル15年

一層興味深く、愉しめます!