三丁目の夕日の乗車記

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【東京→名古屋】オリオンバス5251便乗車記

2018-04-03 16:00:34 | 高速バス
毎度ご覧頂きありがとうございます!!
今回はオリオンバスの東京〜名古屋便の昼行便に乗車してきましたので軽くレポします。
乗車便データ
オー・ティー・ビー(オリオンバス)5251便
バスタ新宿7時50分発名古屋(笹島)13時30分着
ここは平日朝7時の新宿駅です。この新南改札付近は比較的空いていますが、駅のホームや車内は朝ラッシュ真っ只中で大混雑の中、ラッシュには普段から慣れているとはいえ荷物を持っているとやはり大変で、やっとの思いでやって来ました。
(と言っても一般の人の旅行に比べれば極小の量の手荷物ですが)時間も無いので早速電光掲示板で乗車便を確認しておきます。今回乗車する便は7時50分発オリオンバス5251便名古屋(名古屋南ささしまライブ前)行きです。予約した際には設定されていませんでしたが、電光掲示板の通り2号車が設定されていました。
ちなみに私が予約した1号車は「ゆったりシート」というランクが少し上の座席を完備した車両ですが2号車は一般の座席で運行されている形でした
これだから高速バスは早く予約や購入をした方が得なんですよね。朝食も食べていないのでバス車内で食べるための軽い軽食を購入してエスカレーターを上がりバスタ新宿へ…
バスタ新宿内にはコンビニとしてファミリーマートが一応出店していますが、混雑が激しく購入したい商品が無い事も考えられるので余裕があれば事前に駅周辺の別のコンビニで購入しておく事をオススメします。待合室に入ると朝の出発ラッシュという事で早朝にも関わらず多くの人で賑わっていました。
また、バスタ新宿内に唯一設置されている例の「ファミマ」も予想通り混雑していてので先に購入しておいて良かったです…汗なお、集合場所は乗り場でもあるD11番乗り場で10分前に集合という形で指定されていたのでD番乗り場の方に余裕を持って移動しておきます…ちなみに元高速ツアーバス系はD番乗り場から発車するのがベターなのですが、そんなD番乗り場は待合室やファミマなどから1番遠い所に位置しているので余裕を持って移動した方が良いです。撮影中も自分が乗車する乗り場を探して大きな荷物を持ちながら走り回っている人を見かけましたし、事前の確認がどれほど大事か思い知れます。D番乗り場に着くとそこにはバスを待つ多くの乗客が通路の左右に並んでいました。年齢層は若者からご高齢の方まで老若男女幅広い層の利用があり、高速バスも変わったなぁ…と感じるばかりです。
昔は若者の乗り物だったイメージが有りましたが時の流れを感じさせます。乗り場には10分前に発車する7時40分発仙台・山形行きが停車していました。仙台・山形行きに関しては2号車は運行されていませんでしたが見た感じ満席なので需要の多さに驚かされます。そして仙台・山形行き発車と同時に集合時間である7時40分となりました。
と、言っても特に乗客確認などは無く目安としてこの時間までに居れば大丈夫と言った感じでしたすると乗車するバスが回送されてきました。
前の便と発車時刻の間が10分しか無いのと受付をしなければならない関係か停車してすぐに受付が始まり列の先頭から乗車が始まりました。受付では乗客が名前を申告し乗務員が名簿を見て確認して乗車という形でした。
また、荷物は乗車と同時に預けるor手荷物として室内に持っていく至って普通のスタイルでした。それでは受付を済ませて乗車します。
室内はこんな感じ…座席は名目通りのゆったりとした感じでシートピッチも広く長時間着席していても疲れにくくなっています。
まぁ、東京〜名古屋や仙台くらいなら普通の座席でもいいかなぁと思いますが、東京〜大阪くらいだとこのくらいの座席でないとキツいかなぁと感じました。着席して乗客全員の受付終了を待ちます。
そして約1分遅れの7時51分バスタ新宿を発車しました。約5時間超の長旅の始まりです。
バスタ新宿を出ると左折し甲州街道を初台方へ…
見慣れている新宿ですが、高速バスの高い視点から見るとやはり違って見えます。
これが高速バスの面白いところですよね。バスは初台交差点を左折…
山手通りに入りそのまま8時10分に初台南ICから中央環状線(C2)に流入…
軽い渋滞に巻き込まれながらも大橋JCTから渋谷線(3)に入り用賀から東名高速(E1)に入りました。
東名はまだまだ朝ラッシュという事で東京方に向かう車線は渋滞していましたが、こちら側は特に渋滞する事もなくスムーズに進み9時3分に初めての休憩場所となる海老名SAに到着しました。海老名SAでの出発予定時刻は9時15分で約10分超の休憩という事で乗客達はお手洗いに行ったり朝食の調達をするなど思い思いの時間を過ごしていました。すると同時刻に発車した2号車も少し遅れてやって来ました。バスタ新宿ではバタバタしていたので気付かなかったのですが、2号車はこの様にプリンシプル自動車の車両を使用して運行されていました。申し訳程度のステッカーが貼られています。休憩時間自体はもう少しあったのですが、朝食も既にバスタ新宿に着く前に購入していますしする事もないのでバスに戻ります…すると乗車の際には気付きませんでしたが、運転席に運行計画が掲示されていました。
どうやら既に約20分の遅延の様です。
都心部での渋滞がここまで響くとは…そんな感じで一回目の休憩が終了…
9時15分に海老名SAを発車しました。
ここで次の休憩場所は静岡県上郷SAと放送が入りました。
どうやら全行程のうち2ヶ所で休憩するようです。
名古屋ならそのくらいが妥当でしょうね。

バスはそのまま東名を進み御殿場JCTで新東名(E1A)に入りました。
JR系の高速バスは一部を除き従来の東名の方を走りますが、元高速ツアーバス系は所要時間の短い新東名を走行します。席は指定できず、乗車時に座席番号を言われて初めてそこで自分の座る座席が分かるのですが運良く窓側だったので新東名特有の絶景?を見ることが出来ました。
観光バスでは遠方に見える駿河湾をガイドさんが紹介して車内から「おー!」と言った歓声が上がるポイントですが、早朝出発故か車内の乗客の殆どが寝ていて誰も気づいていませんでした。駿河湾と並ぶ新東名からの景色である静岡名物茶畑の並びを見ながら記事を執筆しながら過ごしていると放送が入りゆっくりと減速しSA内へ…10時45分静岡SAに到着しました。ここ静岡SAには新東名に設置されたSAやPAに付くブランド名としてNEOPASA静岡という愛称が設定されています。
そんなNEOPASA静岡では約15分の休憩です。静岡SAは上り線の方は割と大きめで充実していますが、こちら側の下り線は小さめで少し物足りない感あります。
駿河湾沼津SAや浜松SAなど他にも大きいSAは有るのになんで静岡を選んでるんでしょうね…汗
多分乗務員の運行時間などによるんでしょうけどちなみにここまで東京を出発して約3時間。
名古屋まであと約3時間ですから旅も折り返し地点といった所でしょうか…
東京〜名古屋をこのように格安で移動しようとすると青春18切符でJR在来線乗り換えしまくりが選択肢の一つになると思いますが、バスは乗り換え無しで快適ですし途中でこういった休憩もあるので私は静岡県越えを苦しむ在来線をわざわざ乗るなら断然高速バスを選びますね…すると先ほど海老名JCTでも見た2号車が追いついてきました。海老名でもそうですが、1.2号車ともに同じ時間休憩を取っていたので終点まで2号車が追いつくことはありませんでした。そして暫しの休憩が終わり乗客を乗せ再出発…
揺れが少ない新東名を快適に進み浜松いなさJCTを超えて愛知県に入り一気に新東名終点となる豊田東JCTに到達…
豊田東JCTからはそのまま伊勢湾岸自動車道に入りすぐの豊田JCTで御殿場で分かれた以来の東名(E1)に入るとすぐに減速し最後の休憩場所となる上郷SA12時26分に到着しました。上郷SAでは20分弱の休憩です。上郷SAは大きいとは言い難いですが、上下線間を歩道橋を使い行き来することが出来ます。
が、短い休憩時間の中上り線側に行くのはハイリスクなので断念し軽く下り線側を見物して終了…もうここまで来れば行程もあと少し。
ラストスパートです。そして発車し名古屋ICで東名から名二環(C2)に入り上社JCTを通り高針JCTから名古屋高速東山線(2)に…車窓にも名古屋の都市部の景色が見えてきました
新洲崎JCTから万場線(5)に入るとすぐの黄金ICで約5時間走り抜けた高速から流出…
大須通を通り名駅南五丁目を左折して名駅通へ。
この辺りから放送が流れて13時19分に約10分の早着で名古屋南笹島ライブに到着しました。約6時間の長旅でしたが、シートのお陰か疲れること無く移動することが出来ました。
また、高速バスと言うと降りた後の怠さや腰の痛さが来るのが殆どですがそれもなく快適な移動でした。ちなみに、ここ名古屋南笹島ライブバス停は名古屋駅から若干離れているのが難点ですが、ささしまライブ24には名古屋駅より近いですし少し遠いですが大須エリアへも徒歩圏内ではありますので、用途別に使い分ければ使いやすそうではあります。
以上、オリオンバス5251便乗車記でした!!

成田シャトル215便乗車記後編

2018-02-13 19:30:24 | 高速バス
毎度ご覧頂きありがとうございます!!
今回は先日前編を紹介した「成田シャトル215便乗車記」の後編です。

※↓前編をご覧になっていない方はこちらから↓
http://blog.goo.ne.jp/basukoredaisuki/e/1817345bfa6d8ee90db0bd6d17448432


乗車便データ
WILLER EXPRESS北信越 215便
成田空港第3T18時15分発大崎T19時50分着

※一部写真は走行中の車内からの撮影という事で、簡易機材での撮影となっている為画質が悪くなっています。

第一ターミナルを出発して新空港道に入ります…空港内を約15分掛けて抜けました。そして約5分ほど走り、
新空港道の終点の成田JCTを通過しました。
ここからは東関東自動車道に入ります…バスはこの先東関東自動車道を終点の市川まで走り湾岸線に入っていきます。夜ということもあり発車してから少し経ったので車内も静まり返ってウィラーの良い座席で寝ている乗客も増えてきました
(私も撮影中、心地よすぎて眠かったです)そして走っている東関東自動車道と京葉道路の交差する宮木野JCTを通過しました…往路に乗車した有楽町シャトルはここで京葉道路から東関東自動車道に入り成田空港へ向かいましたが、この成田シャトルはこのまま直進して大崎駅に向かいます。そして暫く走ると習志野料金所の近くまで来ましたが、ここで前方に渋滞と思われる車列が見えてきました…運転手の方も指令と連絡し降りて国道351号線に入った方がいいかなど話していましたが、その後結局そのまま高速に乗るという放送が車内に流れました。そして習志野料金所をでても断続的に渋滞が続きますが、幸いな事に止まる事はなく葛西ICを通過左手にディズニーリゾートや葛西臨海公園を眺めながら順調に進み有明JCTから11号台場線に入ります。大崎の近くまで大井ら辺で降りて一般道で向かうのかと思いましたが、違いました。そしてバスはレインボーブリッジに入ります。
乗客から「おぉぉ」という声が上がっていたのが印象的でした。車窓には都心の夜景が見えてきました。
帰ってきた感あります。
(まぁ、成田に少し居ただけですが…汗) レインボーブリッジを通り、都心環状線へ…東京タワーを右手に見ながら都心を疾走…そして一ノ橋JCTから2号目黒線に入ります…目黒線を使う高速バス路線なんて滅多に無いと思いますし、私自身初めて高速バスに乗車して目黒線を通りましたそんな目黒線も目黒ICで流出…418号線などを直進し大崎BTを目指します夜になり一通りが少なくなった中目黒駅を過ぎると…到着放送が流れ始めました。
それと同時に車内の寝ていた乗客も起き始め降車する準備を始めていたので私も少しずつ降車の準備を…そんな事をしているとバスは脇の道に降りて…陸橋を潜り大崎駅の隣の道へ…駅前の広場では綺麗なイルミネーションが到着を迎え入れてくれるように点灯していました。そんな広場の前を通過すると終着地の大崎バスターミナルが見えてきました…バスは右左折をしてBT内に進入…普段は東急バスが主に発着する0番乗り場に19時57分に到着しました。ドアが開き早速降車します。ここで本来は自分の預けた荷物を受け取る作業があるのですが、私は手荷物だけなのでパス…今回、初めてWILLERの運行する昼行高速バスに乗車してみましたが、サービス品質に関しては「さすがWILLER」と言った所です。WILLER初の空港アクセスバスとして運行されている当路線ですが、実際に乗車してみるとサービスも良く値段も良心的で非常に使い勝手が良い路線でした…今回乗車した夕方便は混雑していましたが、昼間の便などは空いてるとの情報も入っているので、知名度を上げていつまでも走り続けてくれれば良いなぁ…と思います。
以上、成田シャトル215便乗車記後編でした!!

※掲載している情報は取材日現在の物です。

成田シャトル215便乗車記前編

2018-01-22 16:40:09 | 高速バス
毎度ご覧いただきありがとうございます!!
今回はWILLER EXPRESSが主に運行する成田シャトルに乗車してきましたので紹介します!!
乗車便データ
WILLER EXPRESS北信越 215便
成田空港第3T18時15分発大崎T19時50分着
ここは成田空港第三ターミナルです第三ターミナルは2015年にLCC向け新ターミナルとして新設された施設で、今回乗車するバスは第三ターミナル→第二ターミナル→第一ターミナルの順に停車していきます。
今回は成田空港第3ターミナルから終点の大崎駅バスターミナルまで乗車する為に第3ターミナルにやってきました。まず、乗車する前にターミナル内にある乗車券売り場で乗車券を購入しておきます…成田シャトルは全席自由席ですが、事前に時間指定の乗車券を購入する事が出来ます。
(なお、車内で購入することもできます。)大崎駅までの通常運賃は1200円と東京駅発着の東京シャトルより200円高い価格となっていますが、大崎・五反田エリアへの利用はもちろんのほか、渋谷や品川エリアを利用する時ならこっちを使うのもアリかなぁ…と感じました。ちなみに、この乗車券売り場は…ミーティングポイントのすぐ近くにあるので、飛行機を降機し、すぐに帰りのチケットが購入出来るという素晴らしい構造になっていました。さて、それではバス乗り場に向かいましょう…バスターミナルへはターミナルから道路を越す横断橋で結ばれています。一見、長そうに見えますがそこまで長くもありませんし、重い荷物を持っていても途中にエスカレーターも設置してあるので大丈夫かなぁ…と。
まぁ、鉄道利用の際は駅のある第二ターミナルの方に行かなければいけませんし許容範囲内です。そして、バスの発着するバスターミナルに到着しました。第三ターミナルのバスターミナルは主に外側の乗車場と内側の降車場に分かれていて、乗降車が完全に分離されています。今回乗車する成田シャトル大崎行きは使用しているバースの中では一番端にある10番乗り場から発車します。ライバルとなる東京シャトルが一番ターミナルに近い「一等地」に比べるとやはり不便さが否めません。
新規参入の辛さでしょうか…ちなみにバスターミナル内には化粧室と待合室が設置されています。仮設感がすごいですが(笑)そんなバスターミナル内をひたすら歩き奥の方にある10番乗り場へ…ここが成田シャトルが専用で使用している10番乗り場です。それではバス停に掲示されている時刻表を見てみましょう…運行系統は大崎駅に向かう一系統のみで1時間に1〜2本の頻度で運行されています。
まぁ、妥当な所だとは思いますが欲を言えばラッシュ時の前後にもう少し本数が欲しいかなぁ…と感じました。
そんな所なので今回は、ちょうどラッシュが始まる前くらいの18時15分発に乗車してみて混雑状況を確認してみたいと思います。千葉交通や京成バスの運行便もあるのですが、今回はWILLER EXPRESS北信越運行便を選択しました。それでは手元に先に購入しておいた乗車券を用意してバスの到着を待ちます。そしてしばらく待っていると…発車約10分前の18時5分にお馴染みのピンクカラーのド派手な車両が現れました。停車するとすぐにドアが開き乗車が始まりましたすると、これまたド派手なピンクカラーのマットが出迎えてくれます()
また、床はフローリングで温かみのある車内となっています。そして車内に乗り込むと良さ味が深い座席が待ち受けています…()なんと言えばいいんでしょうかねぇ…
革風でゲームセンターにある車ゲームの座席に座っているような感覚です。
(乗り心地は悪くありません)あとは運賃箱について触れておきましょう…乗車券未購入でも飛び乗り出来るように車内でも一般路線バスのように運賃を支払い乗車する事が出来るのですが、こちらも安定のピンクカラーで統一されています。ちなみにSuica・PASMOなどの交通系ICカードには一切対応していません。現金で1200円を支払う必要があります。そして席につくと各座席にUSBケーブル用の充電器が設置されているのに気がつきました。実際に乗車中に使用してみましたが、問題なく使えて快適な乗りバスの旅となりました〜ちなみにこのバスは芝山町の方から来ているのですが、成田空港第三Tの時点では誰も乗車していませんでした。
大崎〜芝山町の需要がどれだけあるのか気になる所です…
そんな事を考えていると乗降が終わり、バスは定刻通りの18時15分に、
成田空港第三ターミナルを発車しました。到着時点では私しか居ませんでしたが、その後発車時刻までにポツポツと人が集まり私含め計8人の乗車がありました。思っている以上の乗車があり、格安シャトルバスの需要の高さを改めて感じました…そんな事を思っているとバスは次の乗車場の、
第二ターミナルの20番乗り場に18時18分に到着しました。ここでは現金車内払いの客が1人乗車し、18時20分にすぐ発車…再び空港内を走り約4分で…成田空港最後の乗車場となる、
第一ターミナルに到着しました…バスは第一ターミナルを出ると直行で大崎駅に向かうのでここが最終乗車場という事になります。そんな第一ターミナルでは団体を含む多くの乗車があり、車内はほぼ満席の状態になりました。時間になり、バスは第一ターミナルを出るとそのまま新空港道へ…この後湾岸線や台場線のレインボーブリッジを通りながらバスは終点の大崎駅バスターミナルを目指し運行しますが、今回は尺の関係でここまで…

残りの大崎駅までの様子は次回以降にお届けします!!

以上、成田シャトル215便乗車記でした。

【祝運行開始】有楽町シャトル乗車記

2017-12-19 18:00:58 | 高速バス

毎度ご覧頂きありがとうございます!!
今回は12月16日に京成バスが運転を開始した有楽町シャトルに早速乗車してきました!!

ここは東京駅です。ここ東京駅は東海道・東北新幹線の他に東海道本線・中央本線・東北本線・総武本線の起点となる日本一のターミナル駅で、今回そんな大需要のある東京駅の近くから成田空港へと結ぶ高速バスの新路線が誕生しました。そんな新路線が発着する乗り場は八重洲口南口…駅前一頭地に堂々とバスターミナルを構える
JRバスのバスターミナルの一角から発車しま… せん…()
乗り場はJRバスのBTを横目に…改札出て右側にずっと歩いていった先にありますまぁ、東京駅八重洲南口から数寄屋橋方向に歩いていくのが一番手っ取り早いアクセス方法です。そして少し歩くとビル街の中に突如開けたスペースが見えてきます…ここが今回の新路線の発着場所の、
丸の内鍛治橋駐車場です…あくまでここの扱い上は駐車場で、BTではありません。
元々ここはツアーバス乗合化の際の停留所が必要だった際に駐車場をバスターミナルとして整備したもので、京成バスなどの大手私鉄傘下のバス会社が発着するような場所でもないのです…
※既に普通車用の駐車場としては使われていません

そんな鍛治橋駐車場を発着する京成バスに乗車するために今回は来たのです…
(まぁ何故発着するのかは後で書きます)一応バスターミナルとして整備はされているので、お手洗いや待合室。自動販売機などは完備されています…ただ、夜行バスの始発点という面から考えれば土産物屋の一つくらい欲しいところですよね…まぁ、歩いてすぐそこの東京駅まで行けば土産物屋なんて腐るほどあるので必要無いのでは?と言われればその通りかもしれませんが、同じような状況で土産物屋が無いバスタ新宿も流石に利用者からの不満が多かったのか土産物屋の新規設置が先日決まったそうですしこの辺は際どいところですよね…
観光客からしてみれば近いと思う東京駅も遠く感じるわけですし、土産物屋の場所も分からないのだとバスターミナル内に小さくても欲しいって思いますよね…
最後の買い忘れの救済措置みたいな感じでも……
そんな事を考えながらふと待合室内にある電光掲示板を見ると乗車便が一番上に来ていました…今回乗車するバスは…

京成バス 有楽町シャトル4便
10時50分発成田空港第二ターミナル行き
です。さて、続いては今回乗車する「有楽町シャトル」についての説明です…
この有楽町シャトルは今居る東京駅(鍛治橋駐車場)から成田空港の第二ターミナルを結ぶ路線として12月16日(土)に運行を開始した出来たてホヤホヤな路線で、往復合わせて1日21便が運転されています。なお、成田空港では第二ターミナルのみに停車し、第一ターミナルと第三ターミナルには行きません。また、この路線は東京駅の目の前から出る同じ京成バスが運転する「東京シャトル」の補完的役割を担っているのですが、東京側の発着場所が有楽町寄りという事で区別する為に「有楽町シャトル」という名前になっています。
運賃は1000円ですが、鍛治橋発のみ前日までに予約・決済をしていれば事前割引として900円で乗車出来ます…
この辺は東京シャトルと同じですね。
それにしても条件はありますが片道900円で成田空港まで行けるなんて良い時代になったものですよね…

さて、ここからがこの「有楽町シャトル」の本題。
今回乗車する便がまさにそうなのですが、この路線実は車椅子リフト付き高速バス車両の実証実験路線なのです!!
と、言うのも国土交通省が2020オリンピック・パラリンピックの際の高速バスのバリアフリー化の政策として実施されているもので、京成バスでは過去に同じく実証実験用の路線として成田空港〜幕張地区線でも運転されました…
そんなこの路線では1日21便運行されているうち12便がリフト付きバスで運転されています。
今後の高速バスバリアフリー化の鍵を握るこの車両に乗りたいと思い、今回はリフトバスで運行される4便を選んだわけです…
(まぁ、新路線に乗りたいという気持ちもあったのですが…)そんな事を考えていると例の今回乗車するリフト付きバスがやって来ました…分かりますかね??
「keisei」と書かれている部分がちょうどリフト部分で荷物室との境目がないところが…さて、こちらが今回乗車する、
新習志野高速営業所所属車両のH504号車ですちなみに有楽町シャトルは奥戸営・千葉営・長沼営業所との共管なので、新習志野高速営の車が必ず来るとは限りません…乗車する前にリフト付きバスの外見上特徴点を撮影しておきます…側面にはリフト作動時の様子を絵にして表してあるマークが貼ってあります…また、前面にも絵柄が違うマークが貼ってあります…

そうこうすると乗車20分前に…
鍛治橋から乗車する場合は事前に受付を済ます必要があります。
バス乗り場の隣にある特設ブース(といっても机立てて京成バスの人が居るだけ)で予約した旨と名前を言って写真の2点を受け取ります。一つは運転手に乗車時に渡す予約確認証…そしてもう一つが指定券でここに書かれている座席番号の席に座ります…そんな感じで受付も済んだところですし、普段通り発車時刻10分前くらいまで待合室のカウンターで座って、少し経ち「そろそろだろう…」と思いバス乗り場に向かうと…先ほどの係員の人が私の名前を呼び「○○様どうぞご乗車下さい〜」と仰ったのでそのまま乗ることに…
それにしても名札を付けてる訳でもないですし客一人一人の名前と顔を覚えているなんて凄いなぁ…と思いながらバスに乗りこみ運転手に予約確認証を渡すと運転手の方から「本日、乗車はお客様一人ですのでご自由の座席にお座りいただいて結構ですよ」との事…

客一人だから私の事覚えていたんですね()

まぁ、そんな事は置いておいて車内探索です…ここが今回の目玉のリフト部です…リフト部分は座席が収納されている他、一つ後ろの座席も収納されているので使用する事は出来ません。前座席との感覚の広さが分かりますかね??なお、リフト部の壁には一応背もたれのシートのような物が付いています。窓は開閉式ではなく、開くことが出来ません。
また、下部には安全棒のようなものが設置されています上部も特殊仕様となっていて手荷物用の荷棚も省略されています。そのため、降車ボタンの位置も変更となっています。見える位置に車椅子マークが貼ってありました…車内には化粧室も設置されています。

そして座っていると、京成バスの社員さんが乗車してきて私に「ご乗車ありがとうございます。ところで、このバスどこでお知りになりましたか??」との質問をされたので、「京成バスさんのHPで知りました」と回答…
やはりまだ実験開始直前ですし、データが欲しいんでしょうね…
結局当該便の乗客は私一人だけでしたし、知名度アップは必須でしょうね…

そして社員さんも降車し、10時50分に定刻通り東京駅鍛治橋駐車場を発車しました…地味に鍛治橋駐車場をバスに乗車して発車するのは初めてなのでワクワクします…バスは駐車場を出ると左折し外堀通りを東京駅方面へ…そしてそのまま東京シャトルの発着する東京駅前を通過します…なんだか複雑な気分ですね…()バスは東京駅前を右折し八重洲通りへ…すると目の前に「東京シャトル」が走行していました…あたりは満席でしょうが、こっちは乗客1人…
知名度の差がよく分かりますね…
値段同じなら空いているこっちに乗ればいいのになんて思いながら見下します()そしてバスは発車から7ふんの10時57分に八重洲通りからそのまま宝町ICからC1に流入…C1に入ったと思ったらすぐに江戸川JCTで6号向島線に…そして箱崎を越し11時0分に両国JCTで7号小松川線へ…この先はしばらく直進するのみです…
するとビルとビルの間からスカイツリーが見えてきました…総武線と併走しながらスカイツリーを見る優雅な日曜日の過ごし方…
最高ですね()バスは墨田区と江東区を横断しながら荒川へ…すると交差するC2が見えてきました…C2と7号小松川線を繋げる工事って案外進んでるんですね…
まだ、着工前だと思ってました()ここが繋がれば6号向島線の混雑も緩和されそうですし、埼玉と千葉を結ぶ高速バス路線にも何らかの変化が起きそうです…そしてバスは新中川、江戸川の順に河川を超えていきます…江戸川を超えればもうそこは千葉県です…地上には京成バスの新型エルガが見えました…そして発車から約20分の11時11分に市川ICに到達しました…
さすが高速バス…早いですね
(普段路線バスばかり乗っているせい)外を見ると外環道とのJCT設置工事を行っていました…こちらも進んでいるようで…
外環道が出来てくれれば更に都心の渋滞も無くなりますしほんと助かるんですけどね…そして11時15分に船橋料金所に到達…目立った渋滞の情報もないですし、このまま成田まで快適なドライブが続きそうです…そして幕張を超えて11時26分には千葉市稲毛区にある宮野木JCTに到達…ここで進路を京葉道路から東関東自動車道にチェンジ…料金所を超えて東関東自動車道へ…その後は千葉市・四街道市・佐倉市・酒々井町を超えて…目的地の成田空港のある成田市周辺に11時45分に到達…そして成田JCTで最後の進路チェンジ…
新空港自動車道に入り空港に向かいます…少しすると左手にANAクラウンプラザホテル成田が見えてきました…成田空港が近づいたことを感じさせますね…そして放送が流れ始めて11時50分には新空港ICから流出しました…そして元検問所があったゲートを潜り…第三ターミナルの横を通り…自家用車が並ぶ駐車場が見えてきました…もうここまで来れば到着のようなものです…
手荷物を支度して降車に備えます…そして本来より8分早い11時52分に終着地の成田空港第二ターミナルに到着しました!!その後バスは私を降ろすと足早に回送になり去っていきましたとさ…
今回の乗車ですが、途中での渋滞もなく、非常に快適なドライブを楽しむことが出来ました!!
あと、ここからは考察なのですが何故東京シャトルとして運転しないのか考えてみたのですが、リフトを出し入れするスペースが東京駅前の路上スペースだと無いというのが理由じゃないかなぁと思います。
成田空港で第二ターミナルのみの発着となっているのも同じ理由じゃないですかね…
あとは、人手も必要という点もありそうですが…
ただ、やはり今後末永く走ってほしい観点から見ればもう少し知名度アップを頑張って欲しいところですね…
同料金で東京シャトルより空いてて快適な訳ですし、有楽町駅や京葉線東京駅に近い立地の良さを活かして今後も東京シャトルと共存しながら走ってもらいたいと感じました…
皆さんもぜひ乗ってみてくださいね!!そんな事で私もバス同様に足早とターミナルの中に…
以上、有楽町シャトル乗車記でした!!

池袋〜東京ディズニーリゾート線乗車記

2017-11-11 19:00:44 | 高速バス
毎度拝見ありがとうございます!!
今回は9月16日に運行が開始された、
国際興業バス「池袋〜東京ディズニーリゾート」線に早速乗車してきました!!ここは池袋駅西口です…
今回乗車する池袋〜東京ディズニーリゾート線は池袋駅の西口からの発車となります…バス停は西口から歩いて少しの東京芸術劇場前の国際興業バスのバスロータリー内にあります…乗り場はロータリー端の7番乗り場…国際興業バス系列の夜行バスなどが主に発着するこの7番乗り場からの出発となります…ちなみにこの7番乗り場からは池07系統と…ホテル椿山荘行きのシャトルバスも発着します…なお、今まではこの7番乗り場から発車する昼行高速バスは「御殿場アウトレット線」のみでしたが、今回の「ディズニー線」運行開始で増える事となりました…それに伴い??こんな看板も設置されましたが、私の乗った時間帯では必要性0でした()このディズニー線は事前予約(座席は指定されない)が出来るのですが、その予約済み客と未予約客を別ける目的で設置されているものみたいです…後でまた触れますが、乗車した便は乗客が私含めて3名だったのですが、全員が未予約だったので列に分かれる必要性が無かったですね()すると発車時刻10分前の9時00分になって乗車バスが回送されてきました…来たのはまさかの新車の918…!!白色LED車ですね…
これは期待…!そして少しすると行先が「東京ディズニーリゾート®」に変わりました…まさか白色でこの表示を見れるなんて…そしてバスは待機場を離れ7番乗り場へ…さっそく発車5分前の9時5分に乗車扱いが始まりました…運転手さんいわく今日の予約は0だそうで…汗
10分前から並んでいた私とそれ以前から並んでいた2人組の親子の2組3名で全乗客となってしまうのでしょうか…乗り込んだ際に「予約の方いらっしゃいませんのでご自由の座席にお座り下さい」とのご説明が…
それなら…と最前列の左側席に着席。
もう1組も右側座席に着席したので、ものすごく偏りのある車内になってしまいました(笑)少し時間があるので車内設備を観察…この車には最近高速バス界隈でポピュラーになりつつあるFreeWi-FiとUSB充電器が…USB充電器も全席に装備されています…そして、そのまま発車時刻まで乗客は来ず…9時10分に定刻通り出発!!
終点「東京ディズニーランド」までの約1時間の小旅行が始まりました。バスはバスロータリーを出ると劇場通りへ…そして池袋警察署前を右折し立教大学の隣を進み…そのまま山手通りに入り発車から6分の9時16分に西池袋ICからC2に流入…するとまさかのトンネル内はテールランプの嵐…汗初っ端から渋滞に巻き込まれた…
と思っていたら一過性のものだったようで、西新宿JCTを通過する事には流れもスムーズに…その後はC2を突き進み…発車から約25分経った9時35分にC2の終点の大井JCTに到達…八潮の工場群を見ながら湾岸線東行き方面へ…恐れていた湾岸線も渋滞は無い模様…ですが、時たま車内に響き渡る運転手様の無線からは「葛西方面渋滞」との情報が…まぁ、行って見なければ分かりませんよね…
そんな事を考えているとお台場の中を通過していました…うんざりするほどフジテレビなんて見てますが、バス車内から見ると少し変わって見えます…そしてお台場を抜けて9時38分に台場線との分岐の有明JCTを通過…すると若干流れが悪くなってきて…東雲JCT直前位には徐行運転程度に…有明コロシアムの横をゆっくり進みます…そして進む・止まるを繰り返しながら東雲JCTを9時41分に通過…すると静まり返った車内に再び無線が…
指令「この先渋滞してますけどどこまで行きますか??」
運転手「行ける所まで行ってみようと思います」
とのこと…
さてどうなるのか??そのまま進み辰巳JCTを9時48分に通過…その後新木場IC手前の京葉線の高架直前まで来ましたが…さすがに諦めたのか終点ランド到着まで17分の9時53分に新木場ICで隣道の357に流出…今思えば良い判断だったんじゃないかなぁと思います…絶賛渋滞中の湾岸線を横目に357へ…信号はありますが、流れは高速に比べて100倍以上スムーズです(笑)そのまま荒川を予定外の一般道で渡ります…見えづらいかもしれませんが、右側に渋滞している湾岸線が…そして荒川を渡り終えて葛西臨海公園の隣へ…その後一般道の方も流れが悪くなりながらも旧江戸川を渡り千葉県へ…渡り終えるとディズニーリゾートの駐車場が見えてきました…なお、バスはこの先ディズニーシー・ディズニーランドの順に停車していくのですが…運転手様が「どちらまでご利用ですか??」と聞くと、利用客全員(といっても3名ですが)がディズニーランドまでの利用だったので、まさかのシーに寄らずにランド直行で運行するとの事に…こういう事も高速バスならではですよね…ディズニー周辺のヤシの木が生えた道路を進み…舞浜駅前を通り「東京ディズニーランドバスターミナル内へ」…そしてターミナル内2番乗り場にほぼ定刻の10時11分に到着…あれだけの渋滞があったのに、たった一分の誤差での到着とは…恐れ入ります。そして私が降りて外で写真を撮っていると…
運転手様から「これ新車だからね〜」と話しかけてくださり、「車内撮る?」との事ですので、甘えて少し車内を撮影させて頂くことに…車内はスタンダードタイプの4列シートで車両後部にトイレが設置されています…そんな所でお礼を言って下車…その後は回送としてバスターミナルを去っていきました…

湾岸線の渋滞に見舞われながらも、途中で一般道に切り替えた事。
また、ランド直行にする事などの臨機応変の素晴らしい対応のお陰で無事に定刻通りの到着となった点などが本当に素晴らしかったと思います…

期待の新路線として新たに都心地区からディズニーリゾートへの直通路線として開通したこの「池袋〜東京ディズニーリゾート」線…
今後も末永く走ってほしいと思います…

以上、池袋〜東京ディズニーリゾート線乗車記でした!!