【2016.07.01】
受信機の感度が悪い事で、しばらく考えていたがRF AMPの3SK45(サンスケの45)を交換してみる事とした。
基板を裏返して、部品を取り外すまでは問題なかったが新しい部品を取り付ける段階で、やや苦戦をしいられる事となった。
老眼のため4本の部品リードを、取り付け穴(下の写真)にうまく挿入できない。
この作業に約20分を費やした。
部品の取り付け後に、結果を確認するが感度の改善は見られない。(残念・・)
実際のところ、40dBμVemf程度の入力が無いと受信できない。SSBのC/N比も当然良くない。
C/N 6dBで32dBμVemfと言う悪さで有った。
感度は一旦諦めることとして、セットの電流位は測定しておくことにした。
・HF CONV OFF AF 最小 123.7mA
・HF CONV ON AF 最小 136.2mA
・HF CONV ON AF 最大 200mA
【2016.07.03】
朝から、受信感度の調査に没頭する。
以前から気になっていたのだが、高周波の初段の同調回路のコアの位置が変だ。(出過ぎている)
この個所が怪しいと思い、基板を外してルーペでよくよく見るとコイルの入力側の信号ラインとGND側がショートしていた。
これだ!
いじりまわしているうちに半田コテが触れてしまった様だ。
半田ショートを直し高周波同調回路の再調整を行うと、今までとは一変してSメーターが元気よく振れだした。
受信感度も全く問題なく、SSBで-10dBμVemfの信号を検出できた。
早速アンテナをつないでみると、ここ長野県でも静岡県浜松市の局を受信できた。
Eスポが発生すれば、かなり快適に受信できるだろう。
気を良くして、他の自作セット達と並べて記念撮影の運びとなった。
左下が今回の50MHz AM/SSB受信機