上田市の稲倉の棚田 2024.09.21 午後
風にそよぐ、ススキ、ワレモコウ、猫じゃらし・・ 秋の風情を感じる
【2024.09.22】
先週は地域役員の役務で、9月14日から9月16日まで慌ただしかった。
9月15日に「結膜下出血」を発症し、右目の右下が真っ赤に充血した。
時々発症するのだが、振り返るとイベントの時が多いように思う。
現在は、ほぼ回復し体調は良好である。
<9月21日(土)_稲倉の棚田へ>
今週末はゆっくり過ごしたい。
喉かな風景を眺めながら気分転換をしようと思い、稲倉の棚田へ向かった。
整備された遊歩道をゆっくり歩いた。
心地よい秋風とコオロギの声に心が和んだ。
高台から遠方に上田市が見える
稲刈り体験イベントが開催されていた
カミさんが目ざとく”ほおずき”を発見した
久しぶりに見た
<稲倉産の酒米 ひとごこち>
私は「酒」と言う文字には敏感である。
『信州亀齢 (きれい) 稲倉の棚田産ひとごこち純米吟醸』があると知った。
販売店が2か所案内されており、早速向かった。
1件目は完売で、2件目を紹介していただいた。
そちらの方が、入手確率が高いそうだ。
心を弾ませて向かったのは、上田市柳町 (北国街道上田宿)の岡崎酒造。
柳町の様子
岡崎酒造
「稲倉のひとごごち純米吟醸は有りますか?」
「申し訳ございません、完売してしまいました」
残念・・・と肩を落とした次の瞬間
「よろしければ能登のお米をこちらで醸したお酒がありますが・・」
落とした肩が復活した。
「1本ください!」と即断即決
<信州 亀齢 ゆめみづほ>
帰宅してから、720mlの瓶をゆっくり眺めた。
<岡崎酒造のコメントから>
能登半島地震で被災した数馬酒造は全量能登産米の酒造りに取り組んできました。
「能登の契約農家さんが育てたお米を変わりなく日本酒にして能登の未来を守りたい」
数馬酒造に代わって「能登産ゆめみづほ」を信州で大切に醸しました
能登に思いを馳せてお召し上がりください
<能登の豪雨被害>
そして今、能登は豪雨の被害が発生している。
地震や火災で自宅を失った被災者が、漸く入居できた仮設住まいから避難を迫られる状況。
復旧途上を襲った豪雨による浸水、土砂崩れ、道路の寸断
どれほど辛く、怖いだろうか・・
心が痛む
とにかくお怪我をされないように気を付けて頑張ってください!
被害が拡がりませんように!
安心して暮らせる日が早く戻りますように!
能登に思いを馳せながら『ゆめみづほ』を大切にいただこうと思う。
ワインもそうですが、日本酒は透明で水のような清らかさ、冷蔵庫に何種類か私も保管し、料理を作るにもその大切な銘酒を少し入れます。
阪神大震災から道場六三郎氏と長い交流があって、
電話や手紙で(当時はお会いしたこともないのに)
近況を語っていました。
道場さんも加賀の出身で、力強い日本酒を愛し、
お料理にも「料理酒」は使わず、銘酒をすすめました。私は地震の前夜、道場さんのすすめで「ぶり大根」を作り、惜しげもなく純米酒で(水は一滴も入れず)美味しくできあがりました。ところが大震災で大切なお鍋の中身は床に散らばり、父にご馳走どころか、避難するありさまでした。
もちろん純米酒を料理に使うなんて、贅沢なことはあきらめましたが、「ぶり大根」を味見した時に何とも言えないほどの風味を感じました。
丁寧に作られた銘酒は飲んでも調理に使用しても値打ちがあります。私は灘の生一本の地域出身ですが、京都の銘酒は貴族的な上品さ、灘の酒は男酒、
そして能登や加賀の酒は力強さと雅さを感じます。
京都と近いのでそんな味覚となったのでしょうか。
またご感想を。
私は「冷酒」で飲みます。ただし家で。
秋の美しく素朴な景色と、美味で大切なお酒、
おもいきり秋の良さを感じました。
お写真の景色や酒造の建物、お酒の瓶も心休まります。また秋は果物・野菜ともみずみずしくて美味しく美酒が食卓に趣を添えます。
それからお疲れの出ないように、くれぐれもご自愛くださいませ。
コメントをありがとうございます。
カミさんが「道場六三郎さんは料理の巨匠だよ! 私でも知っているよ!」と大変驚いていました。
私は道場様は存じ上げず、ネットで検索した次第です。
能登のお酒、今宵も食前酒で美味しくいただきました。
私の感想です。
甘くもなく、辛くもなく、フルーティーな感じが最初で、あとから日本酒のしっかりした旨味がひろがります。
一瞬、ドキッとする心地よい衝撃を感じます。
仰る通り「力強さと雅さ」が当てはまる気がします。
お送りいただいたコメント、分かりやすいです。
「地震の前夜のぶり大根」のお話、お父様にご馳走してあげたかった様子が浮かびます。
カミさんは「ぶりの照り焼き」が得意で、時々作ってくれます。
自慢する訳ではありませんが、美味しいです。
「今度、私もぶり大根を作ってみようかな」と言っています。
これから秋の味覚が楽しみです。
能登に思いを馳せながら『ゆめみづほ』を大切にいただこうと思う。
さりげなく、自然な気持ちで、こう言うことを言う貴方が私は好きです。見習いたいと思います。
あなた方はお似合いのご夫婦で、日本の宝では無いかと、時々そんなことを思ったりします。
( お世辞でありませんから、聞き流してください。)
「お似合いのご夫婦」「日本の宝」は光栄です。
ありがとうございます、カミさんも喜んでいます。
仲良し夫婦でも、いつかは「お別れの日」が来ます。
それを考えると、とても怖くて悲しくなりますが自然な気持ちです。
「今年の紅葉はどうかな?」とか「今日は仕事で酷い目にあったよ」などと自然な気持ちで話せることが幸せだと思います。
onecat01さんのブログやコメント、私は政治のことは良く分からないのですが気付かされることが多いです。
今後ともよろしくお願いいたします。