アマチュア無線局 JH0FHB

25年越しの14MHz SSB無線機の製作

50MHz AM/SSB受信機の復活を目指して その27

2016年11月12日 | 50MHz AM/SSB受信機

10.7MHz クリスタルフィルターの実験

【2016.11.12】
生噛りの素人知識は有っても、実践では何もできやしないよ。
私の事である。
「その25」で10.7MHzのジャンクフィルターを入手したことに触れた。
今回は、このフィルターを使って、実験を開始した。
私の頭の中では、電気回路は線で接続して電気の流れるルートを作れば動くものだという考えしか無いから、しょうがない。
上記の考えによって、1.5D-2Vの同軸線で、基板の入出力とフィルターの入出力を単純に接続した。
私の頭の中では、この接続によってアンテナ回路からの高周波信号とVFOの局部発振器で混合変換された10.7MHzのIF信号は実に気持ち良く10.7MHzのフィルターを通り抜けて、IF AMPへまっしぐらだ!!等と勝手に解釈している。
しかし・・・
結果は、全くダメで受信感度どころの話では無いほど悪い。これではフィルターではなく減衰器だ。
フィルターの故障とも考えにくく、インピーダンスの整合の問題だと言うことが分かってきた。
今回の接続は、図ー1の様に単純な接続だったが、これを図ー2の様な接続にする必要が有るらしい。


ここで思いついたのが、10.7MHzフィルターの実験基板の製作である。
図ー2のコイル(インダクタンス)と、コンデンサの箇所を、ソケットにして部品変更が容易にできる様な実験基板を作ってみよう。
基板が完成したら、闇雲に部品を変えて実験することができる。
今回は、冒頭の写真の様に、フィルターに直接部品を半田付けして実験して見たところ、インダクタンスは、3.3μH,コンデンサは68PFで改善傾向が見られたが、実験基板を製作したらじっくりやってみよう。
まずは実験基板の製作開始だ。

コメント
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