アマチュア無線局 JH0FHB

25年越しの14MHz SSB無線機の製作

ゲルマラジオの実験-25

2021年04月23日 | ゲルマラジオの実験

【2021.04.23】
ゲルマラジオを製作し、聞こえた時の喜びの次に来るのが「性能の向上」と言う欲だと思う。
性能の向上と言っても「無電源ラジオ」のスタイルは変えたくない。
さて、どうしたものか・・・
ネット上では、倍電圧検波や検波側にタップをもたせる等が紹介されている。
すぐに飛びついたのが「倍電圧検波」だった。
部品を2点追加して配線を少し変えれば音が大きくなる予定である。
わくわくしながら回路を変更した。
しかし、音は大きくならなかった。
ネット上の記事を検索すると私と同じ体験談が散見された。
性能が殆ど変わらないか、むしろ性能が低下したと言うものが多い。
何故?
ここでまた一つ悩みが増えた。

<回路シミュレーターへ部品を追記>
私のパソコン内にLTspiceと言う回路シミュレーターが有る。
あまり使いこなせていないが、使い方を学びながら理論的な動作を検証しようと考えた。

シミュレーターに予め登録されているダイオードは約800種類。
こんなに沢山有るのに私が試したい「1N60」と言う検波用のダイオードが無い。
これは言ってみれば、カラオケが800曲有って歌える歌が一曲も無いのと同じ感じである。
色々と調べてみると「1N60」をあとから追加登録する方法は有った。
ここから更なる悩みが増える事になるのだが続きは次回へ持ち越す事とする。
下の写真は「1N60」をlibフォルダ内cmpフォルダのstandard.dioへ追記した様子。(一番下の青い部分)

コメント (2)
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