アマチュア無線局 JH0FHB

25年越しの14MHz SSB無線機の製作

懐かしのレコードプレーヤー

2016年08月14日 | 古き良き時代

【2016.08.13】
今日は「迎え盆」だ。毎年この日は墓参りの後、実家で天ぷらを食べる。夏の風物詩である。
自宅から約1.2Kmの実家には、私が若い頃使っていたオーディオ機器が有る。
随分長い事、動かしていなかったが久々にレコードプレーヤーが動く姿を見たくなった。

メーカーはパナソニック、型式はSL-Q3 (写真のTechnicsはパナソニックのオーディオブランド)
カートリッジの針が無い為、鳴らすことはできないがレコード盤を乗せると何とも懐かしい。
ランプも点灯しスタートボタンを押すと、ゆっくりとターンテーブルが回転しアームがターンテーブルに向かって動き出した。ちょっとした感動の瞬間であった。
私は計測することが好きなので、スタートボタンを押してからアームが下りるまでの時間を計ってみた。
10秒と言う結果が出た。昔はこの10秒を長いとも感じなかった。
最近ではアナログレコードやラジカセの人気が復活しているらしい。
単に利便性だけを考えれば、USB、CD、デジタル配信等にはかなわない。装置が大きく場所もとる。
そんな効率の悪いアナログレコードやラジカセが何故見直されているのだろう?
それは人間は、損得や利便性だけで動くのではないからだと思う。
音楽を聴くときくらいは、効率など考えずにゆっくりとした時間の流れを感じたいからだと思う。
実家にはアンプやイコライザー、カセットデッキにスピーカーが、まるで時間が止まったかのように眠っている。
そろそろ長い眠りから起こしてやる時期だろう。
まずはカートリッジの発注からだ。

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