清瀬 愛と幻想のひまわり

2017-08-30 18:20:39 | ロング・ライド


もうすぐ夏も終わり。暑いのは苦手だが、このまま秋になるのは寂しい。
この夏1番の猛暑の中、出発。



新兵器投入、BCAAドリンク。アミノ分岐酸なんちゃら。
ピンクの粉に水を注ぐと蛍光緑になる。
味はメロンソーダのソーダ抜き。1本約10円。
味も値段も駄菓子屋なみだが、効くのか???



多摩湖自転車道を花小金井で曲がって清瀬を目指す。



着いた。でもパッとしないぞ。奥に進むと



お~ぉ。求めてたのはこれだ!



本当にここは東京か?



蜂がめっちゃいるが人間には興味を示さず、蜜に夢中。


遅咲きのひまわりだが、蒔いた時期が遅いのね。





大満足で、さっさと帰ればいいのだが、遠回りして通ってた高校方面に向かってしまった。
古い思い出がフラッシュ・バックしてくる。それにいちいち言い訳を始める。
「違う、違う、そうじゃない」
高校時代の自分がこっちを見ている。腹を抱えて笑っている。
「うるさい。どっか行け」



やばい。完全にトリップしている。36度の熱風にやられている。



コンビニで1Lのパックを買って、飲み干す。
体は落ち着いたが、胸の痛みは激しくなっている。
「忘れろ。すべては終わったことじゃないか」







なんか写真を撮ったけどうまく思い出せない。



井の頭公園まで戻り、池の淵のベンチでぼーとする。
そういえば、高校時代もひとりで池を眺めてたな。
ナイーブでデリケートな思春期。
今も変わらないな。
そんなわけない。
どうでもいい。
暑さと向日葵で頭がおかしくなっている。

「太陽が眩しかったから」は カミュの「異邦人 」だっけ・・・。