和田峠に行くために早朝出発したが、雨に降られ、府中で足止め。
昼過ぎに、やっと乗れるようになる。
ーさて、どうするか?
定番なら読売ランド坂でトレーニングだが、すでに心は折れている。
適当に流して、調布駅で地図を眺める。
JAXA?????
あのNASAの子分みたいな、宇宙関係か?
わりと近くだし、なんの予備知識もなく出発。
三鷹通りを北に行くと、すぐに見つかった。
ラッキーなことに見学もできるみたいだ
しょぼい。なんか50年前の宇宙開発だ。アポロ11号の足元にも及ばない。
スペース・ミッション・シュミレーター。
ー乗りたきゃ係りのものを呼べ
だとさ。
わざわざ来てもらうのもわりーし、どうせつまらんだろうし。
「乗ってみます?」
びびった。ひとりきりだと思ったら、後ろに若くてきれいな女の人が
「あっ、はい」
「LADY NAVIGATION(造語)」
密室に二人きり。苦手だわ~
ここは開き直るんだ。スペース・ランデヴューだ。
つらいお。小学生レベルだ。
いや、PS4どころかファミコンレベルwww
「レバーを引いてください」
「ふぁい」
何やってんだ、オレ。恥ずかしいよぉぉ。
これは
SPACE ODYSSEYではなく
SPACE ODDITYだ。宇宙の変質者。宇宙変態だ。
「お疲れ様でした」にっこり
「はい」ぐったり
Ground Control to Major Tom - Space Oddity - David Bowie - Subtitles - Lyrics
あらためて聴くと、壮大で美しい曲。
だが、Oddity=変態、がたりない。
David Bowie - Space Oddity live excellent quality
やっぱり、カルト・ヒーローはこうでなくちゃ。
帰り際に、テレビでやっていた猫本屋を探す。
入ってみたい。
だが男(ヤロウ)ひとりには敷居高すぎ。
猫店員4匹に会いたいぞ。