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(JSPORTS[IBLvsJPN」より)
世界一が見えたトライだった
姫野もさることながら
サポートに入ったタタフが完璧だった
これぞサポートのお手本!
というプレーだった
58:30 ラインアウトからピールオフ
姫野とタタフ、ヴィンピーが連動して動く
ジャンパーがキャッチ
ヴィンピーがまず最後尾の相手を完璧にブロック(これぞ4番!)
姫野はボールをもらい綺麗に空いたコースを縦に突進
タックラーと1対1になり吹き飛ばす
通常ならここでバランスを崩し流石に5Mを走り切るのは難しい
ここでタタフの完璧なサポート
姫野がタックラーに当たる前からすでにジャージを掴めるほど近距離にいる
当たるやいなや姫野をバインド、といより
まるで姫野をボールのように抱き抱える
これでモールが形成されたので
姫野の前に出たがオブストラクションにはなりづらい
このため次のタックラーはタタフにいかざるをえない
近頃のサイド攻撃はすぐにラックにしてしまい
前進できない
しかし、
タタフのように抱えていればドライブができるし
ちょっと姫野を斜め下に押せばいつでもラックにもできる
タタフが姫野を抱えている体勢は
言ってみれば姫野という足が生えたボールを持っているようなもの
またそれでなくても
姫野、タタフともに普通の人の1.五倍ぐらいの推進力があるのに
バインドして一体化しているので三人分くらいの破壊力がある
この体勢を作ってしまえば
チョークタックルもそう簡単にはできない
この近距離サポートがしっかりできれば
体格差を超えたアタックができる
ディフェンスはダブルタックルに来たとしても
一人ずつしか入ることしかできない
このサポートが出来れば
二人が一体化した
「ダブルアタック」
が可能となる
完全なモール体勢ができているので
ゴールラインが見えた時点で中村も
だめ推しのモール参加が可能となった
これが常態化した時
W杯優勝にまた一歩近づける
楽しみすぎる〜♪
まだまだ死ねないな(笑
ジャパンんのディフェンスを見て
シャローディフェンス(https://www.suntory.co.jp/culture-sports/sungoliath/clubhouse/2014/jiten_152.html)をしようとしているのか
インサイドに追い込もうとするチームが多い
ボールキャリアーと正体するものと
セットポイントから斜め方向に入るものとで
ダブルタックルに行かないと一気にデインラインを突破される
それにしても
フォワードのディフェンスコースが深すぎる!
例えばスクラムセットの場合
インサイドフランカーは
ナンバー8のサイドアタックをケア
スタンドにキックチャージ
そのままラインをドリフトして
ステップインしてくるキャリアーをケア
バックスがタックル成功したらジャッカル
倒しきれなけれbダブルタックル
タックルは最大のアタックである
アタックにおいて
ボールはオフサイドラインから後ろに投げなければならない
ディフェンスラインを突破するにもスピードが必要だ
だから助走が必要になり
ラインは斜め後方にひいていく
タックルは
極端に言えばその場にいても
相手が来てくれれば
助走なしで倒せる
交互に動かし
等速運動をすることで推進エンジンとなる
両足の動きを
両手で止めろことで
そこが支点となり
重たい頭は
重力により円を描き
地面に向かい
倒れる
・・・
なかなか本題に辿り着けない(泣
前半を見た時点でこのブログを書く
サントリーは実に見苦しい!
反則を取られるたびに不服そうな態度を示す
レフェリーに反則の内容を確認するのは構わない
しかし、レフェリングの内容に抗議をするのはお門違いだ
レフェリーは人間がやっている
だから面白いのだ
レフェリーによってルールの解釈に若干の違いは出る
今日のレフェリーはどこら辺のラインを反則と見做すのかいち早く見抜くことが大事だ
レフェリング自体は公平で実によく見ていたと思う
サントリーのメンバーはセルフジャッジをして反則を取られ、
レフェリーに不満な態度を示す
いちいちそういう態度を示されれば
見えない反則も見えてくるというものだ
人間心理として当たり前のことである
「いちいちレフェリングに文句をつけてくる
、私の解釈を理解してないな
次のプレーでも反則をしてくるかもしれない」
と、思われてプレーするのと
「私のルール解釈を理解してくれているな」
と、信頼されてプレーするのと
どちらが徳か・・・
レフェリーが寛大だからよかったものの、
「全て反則はとってくださいね」
???
当たり前だ!
「そんなに私のレフェリングに不満があるならゲームに参加しないでください」
と侮辱行為で
良くて「イエローカード」
最悪、「レッドカード」を出されてもおかしくない
「ラグビー憲章」にある通り
「プレーヤーは、競技規則を遵守し、フェアプレーの原則を尊重するという最優先の責務がある。」
「コーチ、キャプテン、プレーヤーは、マッチオフィシャルの権限を尊重する義務がある。」
こういう細かいレフェリーとの駆け引きや心理戦もあるから
スポーツは面白い!
「ゲームは人間が裁く」のだ
今回の件は責任感の強い中村キャプテンだからこその行動だったと思う
過去の失敗を糧にしてどんどん進化している中村選手のこと、
次戦は
どのようにレフェリーとコミュニケーションをとり
レフェリングをうまく利用して
試合を有利に展開していくのか楽しみである
人間は繊細なバランンスを保って立っている
移動する時も「前進」を効率よくできるように
各部位の筋肉もついている
基本、歩行するにも走行するにも
足を交互に前に出して動くようにできている
交互に動けなくするのが
「タックル」である
そのために
タックルする際は
肩であたり
「両足に両手を回し」
「二本の足をひとまとめにして」歩行できない状態にしてバランスを崩し倒す
しかし・・・
大きな選手の太ももはとてもじゃないが
両手をまわして腿裏を掴むことはできない
だが、膝周りならどんな大きな人間でもまず手は回る
そこで、前に書いたジェイミーズタックル(https://www.youtube.com/watch?v=2E7AGjU_DKA&t=4s)の
「膝カックン」
が効率よく相手を倒せる方法となる
百発百中で「膝カックン」を決めるには
日頃から大きな桃を想定して
タックルバッグにしっかりバインドして引きつける練習が必要となる
そう、
タックルバッグでの練習は
「当たるのが目的ではない!」
「肩を当て」
「両手で両腿をしっかりバインド」することを想定し
「手のひらで膝カックン」するために
「強烈に引きつけタックルバッグを倒す!」
ことが重要なのだ
ダンカーター、Bバレット、TJペレナラ、ホワイトロック、etc
ニュージーランド選手のプレーは派手に見えるが、基本プレーの素早い組み合わせでしかない
正確な基本プレーの引き出しを持っていて、
どの引き出しを使うかを瞬時に判断して使っているに過ぎない。
この引き出しを使う際にもっとも重要なのは
その引き出しを
「正確に使える」
ことだ
日本人の長所は
「器用」であることだ
だから、自分より上手い選手のプレーをすぐに真似できる
しかし、できているようで正確にできてはいない
「パス」においても
「器用」さ故に多少ブレてもキャッチできてしまう
しかし、この数センチのずれが連鎖してミスにつながっていく
「プロ」とは
その競技における
「見本となるプレー」
ができる選手である
つまらないノックオンだの、
タックルミスをみるとがっかりする
・・・
なんて見方をするのは私ぐらいかな?
ただ、基本プレーができなければ
いつまで経っても世界一になることはない
フォワードプレーは基本は左右サイドで分担して動く
「四人の陣形」
が基本である
キャリアー
両サイドのサポーター
キャリアーからボールを受け継ぐプレーヤー
の四人で動く
特に重要なのは「インサイドサポーター」だ
どれだけ「献身的な働き」をするか
にかかっている
左サイドにアタックすれば相手のタックルはイン側である右側からキャリアーを押してくる
この際に右側のサポーターがキャリアーをしっかりバインドしていれば
キャリアーとディフェンダーの間に入れるのでディフェンダーをブロックすることができる
天理vs早稲田戦の前半9:17からを例に取る
天理アタックの9フェーズ目である
T4がサイドアタックを仕掛けた際、
T3とT7が両サイドのサポートに入り
「三人の陣形」になっている
早稲田は
二人が正面、もう一人はちょっと離れた位置
人数は同じ
T4がアタックするも左に斜行している
通常ならW二人のダブルタックルの「カモ」である
しかし、T3、T7がバインドについているので
「3対2」となり、
強力な推進力を発揮する
T7がインサイドサポートに入り
(もう一歩前、T4の脇のあたりにバインドして密着できればなお理想的だが
オブストラクションギリギリなのでしょうがないか)、
W3のタックルをまず防ぎ
T4の下にタックルに入ろうとしたW1の足あたりに絡みつき
献身的な動きで二人のディフェンダーからT4を守るのに成功している
この間、T3はT4の左側からバインドしてサポートに入っている
T4をしっかりと抱き抱えてサポートしており
T4、T3が塊になって当たったため
Wの三人目のディフェンダーを吹き飛ばすのに成功
さらに四人目のW8がディフェンスに来ているが、
この時点までT3がT4のサポートについており、
t3自体は倒れながらもゴールラインを見極め、
最後の一押しでT4をゴールに押し込んでいる
留学生のパワーも勿論あるが、
T4単独であったら、
斜行していたし
Wのダブルタックルの餌食になっていただろう
T3の「The Prop(支柱)!」というプレーでした
今年の大学、高校とも大会を通じて
このサポートプレーを意識している学校はかなりあった
しかし、サポートプレーは
「キャリアーにしっかり密着(バインド)して守る」ことが大切
相手ディフェンダーに当たるのが目的ではない
この「バインド(密着)」が
コンタクト時に「数的優位」を作り
「ゴールへの最短距離」を前進することができる
フォワードは前進する分には慣性の法則もあり、
疲労度は少ない
このプレーを繰り返すことにより、
ディフェンス側は常に食い込まれ
後退を繰り返す
また、このサポートプレーができるチームは
スクラムにおいても
バインドがしっかりして「一塊」となるので強い
常翔学園vs日川
11:11 日川:
三人できれいな扇隊形はできている
しかし、ボールキャリアの腰を押している
「突き倒し」てるだけでキャリアは倒れてこれ以上前進できない
11:12の時点で左にいたサポーターは頭が下がってしまって周りが見えていない
ラグビーは「立ってやる」スポーツ
ラックになった時点でそれ以上ゲインできない
左側の第一サポーターはキャリアがディフェンダーとコンタクトした瞬間の立っている時点でバインドに入る
キャリア自身を「ボール」だと思って抱きかかえるようにバインドする
キャリア側の腕は上からまわし脇をつかむ
反対側の腕はキャリアをボールごと下から持ち上げるようにバインドする
同時に右前方にいるダブルタックルに来る相手も見て
自分の体を使ってタックラーからキャリアーを守る
バインドができたらキャリアーとお互い寄り掛かり合うようにしてバランスを取り姿勢を低くする
いつでもラックにできる状態で低い姿勢を保ち
「ドライブ!」とキャリアーに声をかけながら一緒に前進して、
最も効率の良い「ゼロチャンネル突破」をしかけ相手フォワードの裏を取る
いつまでコロナにビビってるんだ!?
ラグビー選手の中でコロナに感染した人間はいるのか?
いたな(汗
しかし、重症化はしていないだろう
ラグビーはハードスポーツだ
基本、コロナに負けるようなやわな体の人間はいない
かつてエイズが恐ろしい病気だと言われていたときでさえ競技を止めることはなかっただろう
コロナよりも感染したら死亡するリスクが何倍も高かったにも関わらずだ
感染して死亡するのは何らかの疾患をもっているか、
高齢者だ
リスクの高い方の試合観戦は遠慮してもらうとか、
同居家族にいる選手は
試合前2週間公民館なりの避難施設に寝泊りするなど
隔離する方法はいくらでもあるだろう
ラグビーの試合に参加するものは
「試合中にコロナに感染しても一切文句は言いません!」
というような内容の誓約書を提出して参加すれば良いのではないか?
リスクのあることに参加する場合によく誓約書を書かされたけど
念書提出を拒否するのはもちろん自由だ
ただ、大会に参加しなければいいだけの話だ
確かにラグビーは番狂わせの少ない競技ではある
だからと言って、最初から試合しないなんてあり得ないだろう!
流石に重傷者が出たチームは出場辞退してもらうしかないが、
感染者が出ても、その選手以外は出場するべきだ
来年のオリンピック開催ができるかどうかの試金石に
体力のあるラグビー選手が集う大会はちょうどいい
もし、私が現役の時に
コロナにかかるリスクがある
この大会は人体実験も兼ねてます
それでも試合に出ますか?
と、言われても二つ返事で
「出場する!」と言うけどな
時期も冬であり、コロナが再び威力を増している可能性はある
今の時期に感染リスクを犯してでも経済復興を取った判断が正しかったことを示すためにも
史上最強のハードスポーツであるラグビー大会で確かめるべきである!
菅総理も言っている
まずはやってみろ!
もちろん、責任は自分でもて!
コロナにかかって文句を言う奴は参加しなくてよし!
コロナ程度で負けていてはラグビープロ化なんて夢のまた夢である!
立ち上がれ!ラガー!
・・・
今日はなんか過激ですいません
スクラム、モール、ラック、タックル・・・
味方の体を掴んで戦っていいのはラグビーだけだろう
https://www.ssf.or.jp/ssf_eyes/dictionary/index.html
小さい選手が
一対一ではかなわない相手でも
味方と力を合わせて相手を倒す姿
これこそがラグビーの醍醐味である
人生ひとりではとても生きていけない
十人十色
いろんな特性を持った選手が
お互いの長所を認め
その力を合わせて戦い
勝利を手にする姿
人はその姿を自分の人生に重ね感動する
ここに日本が世界一になるヒントがある