先日、所用で付近を通りがかった際に倉敷-清音で撮影した、下り寝台特急「サンライズ出雲91号」です。前回エントリーの列車の後ろ側です。夜を徹して遠くからやった来た列車にはロマンを感じます。
思えば、遥か昔、小学生時代に初めて寝台列車に乗ったのも、この付近の倉敷駅からでした。様々な特急列車を東京駅や上野駅などで撮影するため、父親について来てもらって、ブルートレインの当時の「あさかぜ1号」で東京に向かいました。嬉しくて全く眠れませんでした。ガタンガタンと車輪がレールを刻む音、ピーッという汽笛、カンカンという踏切を通過する音、キコキコという車両がきしむ音、カチンという誰かがタバコを吸うために灰皿を開けた音などを聞きながら、一晩を過ごしました。懐かしい。やっぱり夜汽車はいいなあ。