6月28日と7月14日にエントリーした国鉄色特急「やくも」最後の走行写真撮影列車が岡山駅で折り返して来た姿です。いよいよ本当に最後の走行写真撮影のチャンス。このチャンスもこの付近のどこで撮影しようか迷いましたが、やはり最後は今から50年ほど前に最初に「やくも」と対面した倉敷駅付近に決定しました。光線などもよくありませんが、そんなことは二の次です。真ん中の茶色のくらしきシティプラザ西ビル、その手前に見える居酒屋?千成のビル、奥に天というマークが付いているくらしきシティプラザ東ビルなど昭和50年代からある風景です。肝心の倉敷駅ビルは入居していたホテル倉敷が撤退したため、減築されて建物が低くなってしまいました。そんな我が地元、倉敷にも国鉄特急色の車両がガンガン走っていた時代があったんだという最後の記録を残しておきたかったのです。
先月、所用で付近を通りがかった際に伯備線清音-倉敷で撮影した上り国鉄色特急「やくも」です。6月28日エントリーの列車の後ろ姿です。国鉄色の381系が無くなって1ヶ月近くになりましたが、今だに10時半ごろに付近を通りがかると撮影に立ち寄りそうになり「あっ、もう走ってないんだ」と気づく自分がいます。もちろん沿線にたくさんおられた撮影者の姿も全くありません。通常の伯備線の姿が帰ってきました。いいのか悪いのか。