皆様こんばんは、黒猫風車両解説の時間がやって来ました。
今しばらく、生温い気持ちでお付き合いください。(^^ゞ
今回取り上げるのは、
本題に入る前にアプト式とはどんなものでしょうか?
簡単におさらいをしたいと思います。
ちなみに、アプト式のアプトとは、。カール・ローマン・アプトが1882年に特許を取得した方式とうことで、実は人名なんです。
写真を見ていただくとよく判りますが、レールの間に歯車(ラックアンドピニオン)を使って昇り降りする鉄道で。50‰以上の鉄道などでは通常の方式では運転が難しいためこうした方法が取られていました。
現在日本では、実は唯一、大井川鉄道井川線の一部がアプト式鉄道として残されていますね。
アプト式区間が途中にある大井川鉄道井川線
さて、今回取り上げるのはED40形アブト式機関車です。
この機関車は、輸入機関車であったEC40の増備版として作られた国産の機関車で、大正10年に3両、翌11年に2両、対称12年に1両が増備されており、この増備により一部蒸気機関車で残されていた一掃されたそうです。
EC40形電気機関車
特長は大きなモーターが2基で1基はラックレールに、もう1基で動輪を回すようになっており、動輪は蒸気機関車のロッドと同じで4個が連結されていました。
ロッドでつなぐことで軸重の移動が補償されたのではないかと考えています。
この機関車が活躍した機関車ですが昭和18年7月から廃車が始まり昭和27年までに前記廃車されたそうです。
廃車後は、東武鉄道、駿豆鉄道(現在の伊豆箱根鉄道駿豆線)南海電気鉄等に売却されたと記録にあります。
だたし、アプト式の機器類はもちろん撤去した上で譲渡されています。
まとまりがないのでこのへんでやめておきます。(^^ゞ
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