ターンオーバー 2010-03-02 14:34:08 | 詩 楽しくて興味を引かれることは 殆ど無かった ひどい話が次から次へと 酒屋の配達の集金袋の中の小銭のように じゃらじゃらと溢れていた 兄貴の冴えない病気 民事介入暴力 十四の時に酒に溺れて死んだ彼女の叔父 すぐ隣の家の火事 さすがに煙かった ・・・子猫を一匹見かけない もう一匹は死んでいた そいつを埋めてやった 葉子は男と上手くいって、面倒を抜けたらしく どこかに雲隠れしている おれは・・・ おれはどうにかやっている 引ったくりでも マリファナでも