燃え止しのタバコなど放り投げて
パンジャブの木陰で、暑い夏のカレーでも頂きたい
北インドのワインを添えて。
俺たちは冬を怖がり、夏を怖がり、
木陰を求め、火を求め、夢を手放せない
いつの日か真っ黒にタールで汚れた
上着を放り投げて
あの娘に焼けた肌を見せつけるのさ
そしたらあの子は純粋なミルクに米を浮かべ
スジャータのようにさし出すかも。
俺はそれにまるで不潔なようにスピリッツを注ぎ
無意味な結界を結びながら千鳥足で酔うだろう
素面を恐れ、純粋さを恐れ、
低俗な愛を求め、肉体を求め。
恋と言うものからさえ逃れられない