酒馬鹿三兄弟、次男の岸壁はしご酒

酒は飲んだら飲まれましょう、しかし仲良く。拙い酒と乱暴ポエトリ月夜の酩酊ランデブー

賢しい過去へ

2010-09-14 12:50:45 | 




いつか来る別れの日には
失ったあの夕べ
一つだけ披露しようと思う。

これはとんでも無くみっともない話だが
誰かが言う、

あのジャマイカの詩人だって
”女なんていなければ泣くことも無い”と。

きっと忘れてしまうことだから、
そのままにしておくべきだろうに、
俺はまた、駄文を繰り返せば気の済む事のようだ


愛していたことなんて誰にも一度も無い。
それでもいつかは、

たった一つだけ何かに触れ、


手触りだけはハートにも潜んでいる。


これは筋肉の一種なんだろうな。


いつか君にも美しい娘が生れるだろう。

きっと俺は忘れてしまうが。

バーフライ

2010-09-01 19:09:39 | 
ゴミ溜めに芥が淀んでいるように
酒場にはハエが集っている。

俺も同じだ、
あの女の前では特に。
ウォッカの飲み過ぎはもしや恍惚に出会えるかも、
そんなものは幻想で
やがてぶっ倒れるだけだ
藪から棒にあの娘がつぶやく、

わたしには彼氏がいて、あんたみたいな人では無い。

もっともだ、
俺を好むような奇妙な女は
君みたいな人では無い。

俺はそうやり返す気力もない、

ただウォッカを飲み過ぎて。