FTdx10の外部ディスプレイに当初は PC用の23インチディスプレイを切替えて使っていましたが、どうにも画面が大きすぎて今一つFBではありません。そこでどのくらいの大きさが適当か検討してみたところ、10インチ程度が見た感じや外形寸法から適当ではないか、と思いいろいろと物色した結果10インチの液晶パネルにLCDコントローラーを組み合わせて作ってみることにしました。
10インチ程度の液晶パネルはフリマなどで1K以下で入手できます。またLCDコントローラーは液晶パネル番号から該当する機種を選定することになりアマゾン等で入手できますが、ここでは価格を考慮して AliExpress で探してみました。
AliExpress は中華サイトなので入手まで時間がかかると覚悟していましたが1週間以内で配送されました。価格は国内サイトより約1K円ほど安かったので液晶パネルと両方で約3.5K円になりました。
とりあえずこの基板を液晶パネルに固定するために適当な角材を両面テープでパネル裏面に張付け、ここにねじ止めしました。
このLCDコントローラーは入力として hdmi 、 vga、 av、 usb があり他のLCDコントローラーに比べ多入力な基板です。液晶のコネクタにコントローラーからの配線をつなげ、とりあえずPC出力をHDMIにつないで電源を入れてみると結構きれいに映ります。
ところがFTdx10のDVI端子にDVI-D~HDMI変換コードを刺し、コントローラーのHDMIにつなげてみると Unsupportedと表示され映りません。おかしいな、と思ってこのコードをPCのディスプレイに差し込むと問題なく映ります。
そこで FTdx10 の EXIT MONITOR PIXEL を 800×480 から 800×600 に変更してみました。すると、
映ることは映りましたがパネルが横長のため上下にスキマができてしまいますが、まあまあ使えるかなという感じです。またこのLCDコントローラーには VGA の入力があるので、DVI-D~VGA変換コードも購入して試してみました。
この場合 FTdx10 のPIXEL は 800×480 で良いのでこちらの方がややマシですが、これも右の端が少し空いてしまいイマイチです。
このように適当な液晶パネルがあればLCDコントローラーを購入することで簡単にモニターができるので、使わなくなった古いノートPCなどいろいろと活用ができそうです。