自分のCDやレコードの9割がたはレヴューを読んで購入しているんですが、たまに試聴した結果買うハメになったアルバムがありまして、先日ご紹介のブリン・ハワースの「PastItOn」がまさにそのパターンだったんですが、同様に試聴即買いのアルバムを思い出すと
まずはコレ。
クリス・イートンさんの「Vision」です。たしか渋谷のHMVの試聴機で聴いて即買い。1曲目のイントロだけで秒殺って感じでした。
派手なキーボードのイントロはASIAを想起させますが、こちらは明るいメジャーコードでリズミカルにグイグイと惹きつけられる感じです。曲自体もメロディアスでAメロからサビまでスキのない展開に参いりましたとしか言い様がありません。
アルバム全体で捨て曲がなく、実によく出来たAORの一品として今でも色あせること無い一枚です。
次はコレ。
そこそこヒットしたのでご存知の方も多いかと思います古内東子さんのアワーグラスです。
邦楽の場合、1~2曲良くっても”レンタル”しようかなぁぐらいでアルバム購入ってのはホント少ないんですが、コレは頭3曲聞いて買っちゃいました。曲自体も良かったんですが、バックの演奏が素晴らしい。ほとんど”打ち込み”がなく生演奏ってトコロと使っているミュージシャンが良い良い。(次作でリズムが打ち込みメインになったのが残念。)