初投稿になります、本年度より集中治療科チームに加わりましたIです
今回は本日行われましたBTCCSについて投稿します
BTCCS、とはBokutoh Critical Care Seminar(通称:墨東クリティセミ)の略です
本邦には多くの重症管理の基本や院内急変対応を学ぶためのコースがあります
しかし参加のために休日を使って移動するのって大変ですよね
加えて、参加費も決して馬鹿にはなりません
そこで!
当科部長のM先生により当院環境にマッチした内容として作られた院内コースが、前述のBTCCSになるわけです
対象は中堅以上の看護師から若手医師とし、スタッフ6人により4ブースを確保の上で様々なテーマについてレクチャー、シミュレーションおよびケースカンファレンスを行いました
本日の内容は以下の通りです
1.重症患者の評価(RRS,CCOT)
2.心肺蘇生と脳蘇生
3.急性期医療における緩和ケア
4.ショック
5.急性冠症候群
これらの合間にミニレクチャーとしてJonsenの4分割表やECMO、IABPなどについても皆で勉強しました
参加者の皆さんも意欲的に取り組んでおり、各ブース随所に笑いのある濃密な時間でした
スタッフ控え室には名著として名高い「ファシリテーション入門」が置かれており、熟読して当日を迎えたスタッフもいたようです
準備の甲斐あってか参加者からは今回の症例を通して、「病棟での胸痛患者対応の苦手意識が払拭された」という嬉しい声もありました
まだまだ扱いたいテーマはありますので、次回以降のBTCCS開催もスタッフ一同入念に準備に取り組もうと思います
本日はこの辺りで、ではでは
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