Bokutoh ICU Blog

墨東病院集中治療科の日々の活動を広めていきます

ローテーターの声 #13

2024-04-02 21:55:55 | 日記

飯塚です。

新年度になりましたが、昨年度の3月にローテしてくれた先生方からのメッセージが届いていますので掲載します。

まずは他院よりローテしてくれたH先生です。


1ヶ月という短い期間でも受け入れてたくさん教えていただきどうもありがとうございました。

自分が経験したことのあるICUと同レベル、それ以上にハイレベルな管理をする一方で、実臨床に役立つレクチャーの時間もしっかり設けられていて、とても教育的なところが目から鱗でした。すごい勉強になりました。
苦手だった人工呼吸器と脳波の勉強ができたのが自分にとって大きな収穫です。あまり経験のなかった心臓血管外科の術後管理も見せていただき、奥の深さと難しさを実感しました。

墨東のICUのいいところはみんなで患者さんを診ているところだと思います。1人の患者さんについて朝のラウンドでしっかり全員でディスカッションできるのが魅力的でした。さまざまな視点の意見を組み入れてその患者さんにとってベストな選択を決めることが、患者さんにとっては1番の治療につながっていると感じました。
自分の勉強の面では、朝のラウンドでのプレゼンで理解できていなかったところ・ウィークポイントがしっかりわかる・その場でフィードバックがもらえる・疑問をその場で解決できるところが本当に助かりました。

使用できるパラメータの意味や検査の意義を理解した上で患者全体を把握することの大変さをこの1ヶ月身にしみて感じました。一朝一夕では身につかないと思いますが、墨東で学んだことを活かして先生たちみたいな集中治療医になれるように頑張ります。


H先生は久しぶりの女性シニアローテーターで、存在感を出していました。

なんだか元々の所属病院の関係者も多く在籍していたため、短い期間でしたがとても馴染んでいたように感じます。

最初の頃こそ緊張なのか硬さもありましたが、その後は個別に病態の質問をしてくれたり、ちょっとした知り合いの面白い話をシェアしてくれたりと楽しませてくれました。

最終日は冗談を言うと軽く小突いてくれるくらいのくだけた良い関係性になれましたね。

4月からは元の所属病院に戻るようですが、また向こうでも活躍してくれることと思います。

自分の地元の病院なのでいろいろと地元トークもさせてもらい、帰ってしまうのは寂しい限りです。

一昨年度ローテしてくれた某先生の影響でH先生は当院ローテを決めてくれたそうなので、またその系譜で定期的に来てくれると嬉しいですね。

1ヶ月間、お疲れ様でした!

狭い世界ですので、今後とも宜しくお願いします!



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