ローテーターの声 #2

こんばんは、飯塚です

今回も4月のICUを支えてくれたローテーターの声をお届けします

---

J2、消化器内科志望の佐藤です。

1年目の内科ローテのときにICUに入室になった受け持ち患者が1人だけで、なかなかユニットの患者を受け持つ機会がなかったため、全身管理について学びたいと思い1ヶ月ローテートさせていただきました。

ICUの先生方は患者の些細なプロブレムでも拾い上げ、医学的に介入できることはないかチームで検討しており、これが本当の全身管理なのだ！と感銘を受けました。

ひとつひとつのプロブレムに対して丁寧にアセスメントをしていく診療を目の当たりにし、先生方の膨大な知識量に驚かされると共に自らの勉強不足を感じる場面も多くありました。とてつもなく優秀なICUの先生方も論文を読んでたくさん勉強なさっているのだから自分もこれまで以上に頑張らねば…！と気を引き締めて残りの研修生活を送る所存です。

ICUでは毎日のチームカンファ、回診で多職種がそれぞれの立場から診療に携わっており、コメディカルの力をこれまで以上に感じました。他の病棟ではなかなか真似のできないレベルの高いチームの一員として診療に携わることができたのは貴重な経験となりました。

質問に対してどんなことでも丁寧に教えてくださる先生方やコメディカルの方々に囲まれて日々新たな学びがあり、とても充実した1ヶ月を過ごさせていただきました。墨東病院のICUでの経験を今後の診療に活かしていけるように精進して参ります。

ご指導ありがとうございました。

---

佐藤先生はメモ魔でした

話したことを全て書き込んでおり、朝の回診が終わる頃には手元の用紙は文字でびっしりになっていました

ただ字も綺麗で整然と書かれているところが彼らしく、スポンジのように知識を吸収している姿は指導する立場としても気持ちが良いものでした

彼がメインで担当した症例で学会発表および論文化を狙う、との事で、まだまだ我々の手元を卒業することは許されなそうですね笑

月末の症例報告会では初期研修医相手とは思えない牧野部長からの鋭い指摘にタジタジでしたが、彼なら形にしてしまうのでしょう

今から出来栄えが楽しみです

佐藤先生、1ヶ月間お疲れ様でした！