迷狂私酔の日々(再)

明鏡止水とはあまりに遠いこの日々。

057・前進。[沖縄、夏。]

2008年07月13日 | 旅する。
7月13日

フェリーざまみは超満員の大混雑で、座れないどころか、立っている隙間を見つけるのにも難儀した。

那覇では、いつもの月光荘へ。すぐに洗濯し、ネットにつなぎ、洗濯物を乾燥機にかけている間に〈大東そば〉で焼き肉丼セットを食べる。

月光荘に戻ってみれば、なんと東京に行ったチカさんにお会いできた。

チカさんは3週間前にお子さんが生まれ、今回はおばぁが亡くなったための帰省なのだそうだ。あざなえる縄のように生と死が連綿と連なる不思議。

〈moon bow〉、〈コトブキ〉をハシゴする。

〈浜辺の茶屋〉のテツさんには、シーカヤックを誘われる。なんと、昨年4月に屋久島に行ったとき、テツさんとニアミスだったらしい。

〈コトブキ〉では、久しぶりにシーサーさんの六弦三線が聞けた。

ケンユウは髪も髭もこざっぱりとして若返り、イッペイはついにラーメンを任せられるようになっていた。

ひとは、いつまでも同じところにとどまっては、いない。

私も、そろそろ、新しい旅立ちの時期なのかもしれない。

056・小さな島の、大きな海。[沖縄、夏。]

2008年07月13日 | 旅する。
7月13日

ランチをRYOの隣のSEASIRで摂り、荷物を整理すると、もうやることがない。

船が出るまで、まだ時間があるが、早めにRYOを出る。

小さな島の街角に石敢當が立ち、浜につづく狭い路地から、真っ青な海が顔を見せている。

メーヌ浜の前の東家で、海を眺めながらメモを書いているうちに、眠くなってきた。

055・警告。[沖縄、夏。]

2008年07月13日 | 旅する。
7月13日

今日もやって来ました、ニシバマビーチ。

10時半から12時半までの間に2回シュノーケリングに出撃。

昨日の経験でおおよそのポイントの位置や距離感が掴めてきたので、そこへ直行! と思ったら、なんと初っ端から魚に膝の裏あたりを噛まれた。

聞けば、なかには人間を怖がらずに向かってくる魚もいるらしい。

なにしろ、少し泳げば魚群にぶつかるので、回避は至難の技。フィンに魚がぶつかるのもよくあるので、静かに柔らかく水を掻くように心がけてみる。

沖合いでは、今度は小さなクラゲが大量発生しているところがあり、時々刺されると、ピリッと痛みが走る。

さらにライフジャケットに隠れない肩から上腕部にかけて、過度の日焼けで赤くなっている。

調子に乗るな、と三重に警告を受けたような気分だが、この程度で引き返したりするものか。